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1998 Fiscal Year Annual Research Report

新しいホルモン誘導性転写因子GIOTの卵巣機能調節に関する研究

Research Project

Project/Area Number 10470223
Research InstitutionGunma University

Principal Investigator

宮本 薫  群馬大学, 生体調節研究所, 助教授 (30125877)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 峯岸 敬  群馬大学, 医学部, 講師 (00209842)
保坂 公平  群馬大学, 医学部, 教授 (70108992)
Keywordsゴナドトロピン / 卵巣顆粒膜細胞 / 卵胞発育
Research Abstract

GIOTを組み込んだ発現ベクターを卵巣顆粒膜細胞初代培養にトランスフェクトし、顆粒膜細胞内でGIOTを発現させ、培養上澄中のエストロゲン等を測定して、GIOTのステロイド合成に対する影響を見た。同様に、アンドロゲン産生腫瘍細胞株MA-10を用い、GIOTを組み込んだ発現ベクターをトランスフェクトし、アンドロゲン産生腫瘍細胞株MA-10でGIOTを発現させ、培養上澄中のアンドロゲン等を測定して、GIOTのステロイド合成に対する影響を明らかにした。
私共は卵巣で発現しているステロイド合成関連遺伝子群、P450scc、P450_<17α>、StARなどの遺伝子上流をそれぞれクローニングし、ルシフェラーゼベクターに組み込んで、その転写活性を測定する系を確立している。この系を用いて、GIOTがこれらのステロイド合成関連遺伝子群の転写調節にどの様に関与するかを明らかにした。
卵胞発育および卵胞閉鎖に対するGIOTの役割を、マウス卵胞の培養システムを用いて検討した。マウス卵巣から未発達の卵胞(顆粒膜細胞層が2層の卵胞)を単離しゴナドトロピンを加え3日間培養した後、実体顕微鏡下で卵胞の発育を顆粒膜細胞層の増加を指標に測定した。 このときGIOT遺伝子に対するアンチセンスDNAを同時に投与することで、卵胞発育に対するGIOTの役割を明らかにした。 また、未発達の卵胞(顆粒膜細胞層が2層の卵胞)をゴナドトロピンと一定時間インキュベートした後、ゴナドトロピンを除去すると、顆粒膜細胞のアポトーシスが誘発され、卵胞閉鎖に陥る。 このとき、同様にGIOT遺伝子に対するアンチセンスDNAを投与することで、卵胞閉鎖に対するGIOTの影響を明らかにした。

  • Research Products

    (2 results)

All Other

All Publications (2 results)

  • [Publications] T.Mizutani et.al: "Molecular cloning and functional expression of dioken lateinzing biormono receptor" Biochim.Biophs.Acta. 1397. 1-8 (1998)

  • [Publications] H.Kishi et.al: "The effect of activin and FSH on the differentiation of rat granulosa cells." FEBS.Letters. 422. 274-278 (1998)

URL: 

Published: 1999-12-11   Modified: 2016-04-21  

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