1998 Fiscal Year Annual Research Report
看護職者の生涯学習ニーズとその支援システムに関する研究
Project/Area Number |
10470526
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Research Institution | Kitasato University |
Principal Investigator |
林 滋子 北里大学, 看護学部, 教授 (30010010)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
内藤 雅子 北里大学, 看護学部, 教授 (10010084)
池田 明子 北里大学, 看護学部, 教授 (90090399)
宮里 和子 北里大学, 看護学部, 教授 (60077196)
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Keywords | 看護生涯学習 / 看護臨地実習 / 現任教育 |
Research Abstract |
看護職者の生涯学習ニーズの把握と、その支援システムのモデルを開発するために、以下の3つの側面から検討を行ってきた。 1. 看護基礎教育における臨地実習のあり方 看護職者の生涯学習の基礎となる基礎教育における看護臨地実習のありかたについて検討するために、一看護系大学の看護実習をとりあげ、成人、地域、小児、精神および母性の5つの領域別実習について共通点、相違点、問題点などを抽出し領域間の整合性を分析した。今後は他大学の実習指導の状況も勘案し、まとめていく予定である。 2. 病院における看護職者の生涯学習ニーズと支援システム 上述1の教育病院である2大学病院の看護職者を対象に、段階別臨床看護実践能力の期待される到達度に対する自己評価、および職業としての発達課題に対する到達度を質問紙により調査したところ、それぞれにおいてずれがあることがわかり、ここに焦点をあてて学習ニーズの分析と支援システムについて検討をすすめるところである。 3. 看護識者の生涯学習需要・供給 看護識者の生涯学習需要と供給の関係を把握し生涯学習システム樹立のための基礎資料を得る目的で、広く神奈川県下の24施設の看護識者を対象に学習ニーズと現任教育に関し質問紙調査を実施した。
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