1998 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
10480001
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Research Institution | Chuo University |
Principal Investigator |
奥山 修平 中央大学, 法学部, 教授 (80257815)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
雀部 晶 立命館大学, 経営学部, 教授 (00100933)
兵藤 友博 立命館大学, 経営学部, 教授 (20278477)
田中 国昭 千葉大学, 工学部, 教授 (10015042)
加賀美 鉄雄 中央大学, 法学部, 教授 (30119531)
菊池 俊彦 中央大学, 名誉教授 (20096100)
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Keywords | 1940年代 / 研究開発 / 日本技術史 / アメリカ技術史 / 技術史 / 技術者 / 軍事科学 / 軍事技術 |
Research Abstract |
資料調査・収集・ヒアリング、その解析と評価、全体との比較関連分析を、研究討論会を開催しながら、研究を進めてきた。3年間で効率的に研究を進めるために、第一年度である本年は史料調査とその収集・ヒアリングに、特に重点をおいた。 具体的には、本研究ティームの日本班では、海軍技術研究所関係史料の収集と分析を進めた。この研究において、同研究所の関係者ならびにその歴史研究を行っている関連研究者からのヒアリングを行った。また1940年代の科学技術の現状を扱った『科学主義工業』の分析を進めた。 またアメリカ班では、基本的一次史料となるマイクロフィルムの収集と解析に力点が措かれた。具体的には、 Bush-Conant File to the Development of the Atomic Bomb 1942-1946 Defence Plant Corporation,Minutes 1940-1945 National Resources Planning Board,1934-1943 War Production Board Press Releases and Indexes,1940-1947 などの収集を行ったが、その解析は次年度からとなる。 なお、関連する図書史料については、基本的な文献に限定し、約150点を収集し、調査分析の助けとした。本年の研究会は、全体会合ではなく分担者との打ち合わせを中心に分散して開催した。
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Research Products
(3 results)
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[Publications] 奥山 修平: "仁科芳雄 日本の物理学の育ての親" 科学技術ジャーナル. Vol.7,No.9. 38-39 (1999)
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[Publications] 奥山 修平: "シーボーグとプルトニウム研究(序)" イルサジアトーレ No.28. (発表予定). (1999)
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[Publications] 奥山 修平: "日米の研究開発体制比較論の分析(その1)" 技術史研究 創刊号. (発表予定). (1998)