1999 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
10480031
|
Research Institution | The National Institute for Educational Research |
Principal Investigator |
吉岡 亮衛 国立教育研究所, 教育情報・資料センター, 室長 (40200951)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
坂谷内 勝 国立教育研究所, 教育情報・資料センター, 室長 (70187053)
清水 克彦 国立教育研究所, 教育指導研究部, 室長 (00192609)
小松 幸廣 国立教育研究所, 教育情報・資料センター, 室長 (50241229)
|
Keywords | 科学教育 / カリキュラム / アンケート調査 / 大規模調査 / 自然科学 / 理科 / 算数・数学 / 科学者 |
Research Abstract |
本研究は、自然科学の研究者及び理科・数学を教える高校教師が、これからの社会を担う世代がどのような科学教育のカリキュラムのもとに教育を受けるべきであると考えているかについて実証的に明らかにすることが目的である。そのために研究期間を2年間とし、1万人規模の科学者及び教師に対して郵送調査を行い、科学教育カリキュラムへの意識と期待感について明らかにすることを目指し、具体的なカリキュラム像について明らかにすることを目的とした。 第1年目としては、調査対象者の住所録の整備を行い郵送調査の準備を整えた。また、調査内容を検討し、(1)フェイス項目(年齢段階、性別、研究分野等)、(2)教育に対する関心・意欲、(3)カリキュラム編成への関心、(4)現行カリキュラムへの意見、(5)期待するカリキュラム像、の5点について盛り込んだ調査用紙を作成中し、約8,500名に対し郵送による調査を行った。 第2年目には、回収されたアンケートについて、設問ごとの集計と分析を行った。まずはじめに数値化できる問いのデータについて分析を行った。次に記述項目の記述内容を分類整理し分析を行った。最終的には、科学者と教師の求める科学教育カリキュラムの違いについて、クロス分析による比較検討を行ってまとめとする。
|