全アジアの環境変動地域の抽出のための時系列衛星データによる土地被覆変化の検出

1998 Fiscal Year Annual Research Report

• Project/Area Number: 10480124
• Research Category: Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
• Research Institution: Chiba University
• Principal Investigator: 建石 隆太郎 千葉大学, 環境リモートセンシング研究センター, 助教授 (90114545)
• Co-Investigator(Kenkyū-buntansha): 黄 少博 千葉大学, 環境リモートセンシング研究センター, 助手 (30272355) ; 石山 隆 千葉大学, 環境リモートセンシング研究センター, 助手 (00110289)
• Keywords: 土地被覆 / 全アジア / AVHRRデータ

Research Abstract

NOAA.AVHRRデータ(1992年4月〜1993年3月)および30秒グリッドの標高データGLOBEを用いて、全アジアの30秒グリッドの土地被覆分類データセットを作成した。これは59項目からなる階層構造の土地被覆分類システムに基づくものである。
グランドトルースとしては18種類の主題図および3回の現地調査からデータを整備した。分類方法は地表面温度と正規化植生指標(NDVI)の比の月毎の値をクラスタリングした結果の植生季節変動情報を主として用い、ディシジョンツリー分類法を適用した。
1981年〜1994年のAVHRRデータを用いた変化検出は来年度の課題である。

Research Products

• [Publications] Ts.Purevdorj,R.Tateishi: "Relationships between percent vegetation cover and vegitation indices" Int.Journal of Remote Sensing. 19・18. 6-22 (1998)
• [Publications] 松岡真如,建石隆太郎: "時系列モデルを用いたAVHRRデータにおける反射率の補正に関する研究" 写真測量とリモートセンシング. 37・2. 4-14 (1998)