1999 Fiscal Year Annual Research Report
学校給食を活用した栄養教育用コンピュータ教材の開発研究
Project/Area Number |
10558031
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Research Institution | Miyagi University of Education |
Principal Investigator |
田中 武雄 宮城教育大学, 教育学部, 教授 (30091531)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
数見 隆男 宮城教育大学, 教育学部, 教授 (30006465)
渡邊 孝男 宮城教育大学, 教育学部, 教授 (20004608)
中屋 紀子 宮城教育大学, 教育学部, 教授 (40074108)
鎌田 慶朗 宮城教育大学, 教育学部, 教授 (50124566)
小金澤 孝昭 宮城教育大学, 教育学部, 教授 (70153517)
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Keywords | 学校給食 / 食生活 / 食教育 / 栄養教育 / コンピュータ教材 |
Research Abstract |
平成11年度は、昨年度のCD教材の基礎研究を踏まえて、教材のシナリオづくりを行なった。食教育教材シナリオづくりは、(1)学校給食(2)食の生産・流通(3)食と栄養・調理(4)食と健康の4つのジャンルで検討を行なった。各担当での検討ならびに資料収集を行いながら研究例会で総合討論を行なった。11年度第1回研究会(6月26日)では研究分担とシナリオのデッサンを行なった。第2回研究会(8月2日)では(1)の学校給食における食に関心をもたせるメニューを検討した。第3回研究会(11目7日)では、栄養教育に関する授業実践について、千葉県の市原小学校と宮城県の桜小学校のモデル校の内容を検討した。第4回研究会(12月18日)では、各グループのシナリオの中間報告を行なった。第5回研究会(2月3日)では、シナリオに欠けている歯と食生活に関する情報を得るために講演会を行なった。第6回研究会(2月16日)では、シナリオをCD教材にした場合形式について、モデルを作った上で検討を行なった。第7回(3月18日)各自のシナリオを報告し、次年度のCD教材の内容を検討し、CD教材化の作業に入いることを確認した。第8回(3月25日)は、学校給食ならびに食教育に関する基本的考え方を再度確認する研究会を開催した。以上の研究会を通じてCD教材の基本的なシナリオを作成した。海外調査では、オーストラリアでの食生活調査と中国における学校給食調査を行なった。研究成果の一部や研究会の記録は、ディスカッションペーパーにまとめて、簡易製本を行ない、これらを下に論文を準備中である。
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