1999 Fiscal Year Annual Research Report
京大大型センター利用による世界的画像データ提供システムとデータベースの開発
Project/Area Number |
10610398
|
Research Institution | Fukui National College of Technology |
Principal Investigator |
荻野 繁春 福井工業高等専門学校, 一般科目・人文社会系, 教授 (20152407)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
藤原 正敏 福井工業高等専門学校, 電子情報工学科, 教授 (80042977)
坪川 武弘 福井工業高等専門学校, 一般科目・自然系, 助教授 (70236941)
|
Keywords | データベース / インターネット / 京都大学大型センター / 考古学 / SymfoWARE / SQL / インターフェース / コンピュータ |
Research Abstract |
本研究では、データベースをインターネットを通じて公開することを目的として、Web上で簡単に利用するためのインターフェースを開発し、コンピュータについての詳しい知識がない研究者にも利用可能なものを構築した。 データベースを構築し、インターネット上で公開するために利用したのが京都大学大型センターのデータベースサーバである。三内丸山遺跡の縄文式土器データベースでは、53項目の属性を設定した。なおデータベース開発環境として、センターのサーバで稼働している"SymfoWARE"を使用した。"SymfoWARE"は、データベースに関する保守・管理などをコマンドプログラムによって行う。データベースの構築に際しては、データベース定義情報をSQLで記述してファイルとして保存し、その後データベース生成コマンドを用いて、SQL文の書かれたファイルの通りに処理を実行させる。 データベースとCGIをサポートする各種WWWサーバとを連携し、データベースヘのアクセスをインターネットを介して行えるためのツール、WebLinkを利用することにした。これを使うことで、CGIを使わなくてもデータベースの検索や管理を行うためのインターフェースを開発することができる。そして検索を行うためのインターフェースを開発した。この検索用インターフェースは、ログイン、キーワード入力、検索と検索結果表示、ログアウトという4つから構成される。ログイン・ログアウトはHTMLで記述し、キーワード入力や検索は、フォーマットファイルとして記述する。このフォーマットファイルは、HTMLとWebLink独自の拡張タグを用いて記述し、wit_fmtrというコマンドで解析・処理する。
|