1999 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
10630063
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Research Institution | Doshisha University |
Principal Investigator |
西村 豁通 同志社大学, 経済学部, 名誉教授 (80066050)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小松 満貴子 武庫川女子大学, 生活環境学部, 教授
大塩 まゆみ 福井県立大学, 看護福祉学部, 教授 (90269738)
岩見 恭子 九州大谷短期大学, 福祉学科, 教授 (60086056)
古橋 エツ子 花園大学, 社会福祉学部, 教授 (90219121)
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Keywords | ホームヘルパー / 介護労働 / 女性労働 / 福祉産業 / 高齢者介護 / 在宅ケア / 高齢者保健福祉 / 家事労働 |
Research Abstract |
1、おおむね月1回、定例の研究会を開き、ホームヘルパーの労働に関する文献・資料や調査研究の紹介をすると共に、それをもとにしたディスカッションを行った。また、ホームヘルパー派遺事業所の供給主体の分類を行った。 2、定例の研究会以外にホームヘルプ事業を実施している事業所の所在地等を調べ、どのような点に着眼してヒアリング対照を選定するかを話し合い、侯補となる事業所をピックアップした。 3、本年度の研究課題は、ホームヘルプサービスを実施している多様な供給主体に対するヒアリング調査であるので、多様な供給主体から候補として選定した事業所に交渉をして、ヒアリング調査を依頬した。 4、介護保険導入直前という時期柄から、ヒアリング調査を断わる事業所が多かったが、近畿地方を中心として、多様な事業主体に訪問し、ヒアリング調査を行った。 5、ヒアリング結果を整理し分析して、事業所の経営主体や経営理念・母体施設等によってホームヘルプ事業の内容や経営方法・ホームヘルパーの雇用形態・労働条件等が異なるか等、多角的に検討した。 6、ヒアリングと平行して、さまざまな福祉施設を見学し、施設での介護のあり方や女性労働の現状について説明を聞き、また施設における在宅サービスを視察した。 7、国内で開かれたケアワーク関係の会合や学会・研究集会に参加し見聞を広め、今後の研究の動向を考え、話し合った。
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Research Products
(3 results)
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[Publications] 小松満貴子: "ホームヘルパー就労実態調査からみた在宅労働の現状と課題"女性教養. 568. 3-6 (2000)
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[Publications] 岩見恭子: "ホームヘルプ労働-登録ヘルパーの労働問題-"Vita Futura. 7. 30-40 (2000)
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[Publications] 大塩まゆみ: "高齢者サービスの選択と情報-介護保険と広告・広報-"福井県立大学論集. 16. 35-56 (2000)