1999 Fiscal Year Annual Research Report
工学設計教育としての鋼橋の設計及び製作システムの構築
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10650471
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| Research Institution | Kanazawa Institute of Technology |
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Principal Investigator |
西田 進 金沢工業大学, 工学部, 教授 (90064469)
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| Keywords | 工学教育 / 工学設計 / 鋼橋コンテスト |
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| Research Abstract |
平成11年度の研究実施計画に基づき研究を行い次の実績を得た。
(1)「鋼橋モデル」の設計にあたって、学生各自の自由な発想をうながすために、バルサ材とテグスによる1/100の鋼橋模型を、まず、製作させた。
(2)次に、AISC「鋼橋コンテスト」のルールをkg、cmの単位に換算・整理し、各学生に「鋼橋モデル」を設計させた。その際、学生所有のノート型パソコンを用いて、EEM剛結骨組解析プログラムによる応力・変形解析も行わせた。そして、各グループ(2x4名)内の設計案を比較検討させ、一つの設計案に絞り込ませた。
(3)各グループ毎に市販の鋼材購入リストを作らせ、調達後、研究室内の工作機械(電動鋸盤、ボール盤等)を用いて、「鋼橋モデル」の部品・部材を製作させた。
(4)「鋼橋コンテスト」のルールにもとずいて「鋼橋モデル」を架設し、スコアをとらせた。
(5)そして、鋼橋コンペを体験した8名の学生にアンケート調査を行って、工学設計の教育効果を確認した。
(6)また、土木工学科3年生の実験・演習で実施した(1)「ブリッジ・コンテスト」は平成11年7月の工学・工業教育研究講演会において「土木工学科における構造工学実験の実践的教育法」と題して発表した。
(7)最後に、2年間の研究を纏めた「科学研究費補助金研究成果報告書」を作成した。
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