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1998 Fiscal Year Annual Research Report

人間工学的観点からみた港湾ターミナル設計のための仮想現実感の応用に関する研究

Research Project

Project/Area Number 10650900
Research Institution東京商船大学

Principal Investigator

鶴田 三郎  東京商船大学, 商船学部, 教授 (30114911)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 小山 悟郎  東京商船大学, 商船学部, 助手 (50016953)
黒川 久幸  東京商船大学, 商船学部, 助教授 (50282885)
Keywords仮想現実感 / バーチャルリアリティ / 港湾 / コンテナターミナル / 施設設計 / 人間工学
Research Abstract

本研究は、人にやさしい港湾施設の実現を目指して、仮想現実感を応用し、作業者の評価を取りいれた施設設計の評価、支援システムの構築を試みる。そのためには本年度は、コンテナターミナルを対象として、次に述べる三つの項目について評価・検討を行なった。
1. コンテナターミナルの三次元形状データの作成:三次元形状データの作成方法として、(1)二次元形状データの組み合わせによる作成、(2)CAD用ソフトウエアを用いた作成、そして(3)先の(1)と(2)の両方を併用した三次元形状データの作成の三つの方法について検討を行なった。その結果、寸法が判っており単純な形状であるコンテナ等では(2)の作成方法が最も開発効率がよく、複雑な形状を表現する場合には、(1)及び(3)の作成方法がよい事が判った。
2. 仮想世界における物理現象等の表現:ストラドルキャリアを用いた運搬作業を表現するために、実際のコンテナターミナルにおいて調査を行なうとともに仮想作業の臨場感を高め、自律性を実現するために必要な仕様及び機能を整理した。そして、仮想現実感を応用したプロトタイプの作業評価システムを構築した。このシステムでは、ストラドルキャリアやコンテナとの衝突及び接触という現象を表現しており、種々のレイアウトにおける走行中の安全性から施設の設計評価を行なう。
3. レイアウトツールの作成:仮想コンテナターミナルの敷地形状の選択及び施設や荷役機器、そしてコンテナを自由に配置するためのツールを開発した。これにより、仮想世界の中で容易に種々のレイアウトのコンテナターミナルを構築する事が可能となった。

URL: 

Published: 1999-12-11   Modified: 2016-04-21  

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