1999 Fiscal Year Annual Research Report
更年期障害の有病率・背景要因とその心理的ケアに関する研究
Project/Area Number |
10670337
|
Research Institution | Yamagata University |
Principal Investigator |
森岡 由起子 山形大学, 医学部・看護学科, 助教授 (70113983)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
広井 正彦 山形大学, 医学部・産科婦人科, 教授 (60018364)
生地 新 山形大学, 医学部・精神神経科, 講師 (20185177)
|
Keywords | 更年期障害 / SMI / ライフ・イベント / 自律神経機能 / 性腺機能 / カウンセリング |
Research Abstract |
更年期障害の患者50名について、質問紙(SMI)調査と構造化面接を行った。 また、対照群として、同年齢の人間ドック受診女性に対して(100名)同様の調査を実施し、比較検討した。 その結果、更年期障害群は、更年期症状出現の2年前から、negativeなlife eventを有意に多く経験していた。また、negativeなlife eventの内容は、家族に関することが多く、その問題が持続している者は、更年期症状が改善しない傾向が認められた。 現在、HRT療法の反応性の低い更年期障害例に対して、性腺機能・自律神経機能を評価すると同時に、counselingを開始したところである。
|