1998 Fiscal Year Annual Research Report
F-18標識アミノ酸PETによるがん治療のモニタリング
Project/Area Number |
10670824
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Research Institution | Gunma University |
Principal Investigator |
井上 登美夫 群馬大学, 医学部, 助教授 (80134295)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
遠藤 啓吾 群馬大学, 医学部, 教授 (10115800)
冨吉 勝美 群馬大学, 医学部, 助手 (60188802)
織内 〓 群馬大学, 医学部, 教務員 (40292586)
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Keywords | PET / F-18 アルファメチル タイロシン / FDG |
Research Abstract |
本研究の目的は当科で開発したF-18標識アミノ酸製剤が、がん治療モニタリングに有用であるかを研究することである。本年度は動物実験として担癌ヌードマウスにおける、FDG、C-11メチオニン、F-18アルファメチルタイロシン(F-18標識アミノ酸)の生体内分布を調べた。その結果、いずれのトレーサも腫瘍内に高く集積することを確認し、今後の治療効果予測の実験の基礎データを作成した。 動物実験と並行して臨床研究としては肺癌の化学療法施行例を中心にFDGとF-18アルファメチルタイロシンによるPET検査を治療前及び治療後の経過観察過程で反復施行し、化学療法と効果とPET所見の関係について検討した。 現在5〜6例であり、さらに症例を増やして検討していく計画である。
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Research Products
(1 results)