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1999 Fiscal Year Annual Research Report

組織特異的インターフェロン-γ遺伝子導入による口腔癌治療法の開発

Research Project

Project/Area Number 10671906
Research InstitutionShowa University

Principal Investigator

八上 公利  昭和大学, 歯学部, 講師 (00210211)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 羽鳥 仁志  昭和大学, 歯学部, 助手 (20245814)
Keywordsインターフェロン-γ / 口腔癌 / B16メラノーマ細胞 / マウス / 浸潤・転移 / サイトカイン
Research Abstract

1. 担癌マウスの作製およびマウスにおける癌細胞転移実験系の確立
癌細胞転移の実験系の確立するため、マウスメラノーマ由来のB16melanoma細胞を、同型マウスであるC57/BL16の皮下に投与したところ、同細胞による転移巣を形成する担癌マウスが作製された。
2. B16melanoma細胞へのIFN-γ遺伝子発現ベクターの導入
理化学研究所より供与されたIFN-γ遺伝子発現ベクター(pAdex1CAmIFN-γ)をB16melanoma細胞へ導入したところ、IFN-γ遺伝子をtransientに発現するB16melanoma細胞が作製された。pAdex1CAmIFN-γを導入はB16melanoma細胞の細胞増殖に大きな影響を与えず、同細胞の培養上清からIFN-γが検出された。しかし、そのレベルは細胞の継代と共に低下する傾向を示した。
3. 扁平上皮癌細胞へのpAdex1CAmIFN-γの導入
扁平上皮癌細胞のHSC-4および当教室で樹立したNA細胞へpAdex1CAmIFN-γを導入したところ、pAdex1CAmIFN-γの導入はHSC-4細胞およびNA細胞の細胞増殖に大きな影響を与えず、これらの細胞にIFN-γ産生能を発現した。しかし、そのレベルは細胞の継代と共に低下する傾向を示した。
4. 扁平上皮癌細胞マウスの作製およびマウスにおける扁平癌細胞転移実験系の確立
HSC-4細胞およびNA細胞をBALB/cヌードマウスの皮下に移植して担癌マウスを作製した。しかし、移植効率が悪く、転移巣の形成も見られなかった。
5. 扁平上皮癌担癌マウスへのpAdex1CAmIFN-γの導入
HSC-4細胞およびNA細胞をBALB/cヌードマウスの皮下に移植した担癌マウス側尾静脈よりpAdex1CAmIFN-γを投与導入した。しかし、導入効率が悪く明らかな変化は見られなかった。

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Published: 2001-10-23   Modified: 2016-04-21  

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