2000 Fiscal Year Annual Research Report
メタレベル記述可能なワークフロー支援システムの研究
Project/Area Number |
10680398
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Research Institution | Iwate Prefectural University Faculty of Software and Inofrmation Science |
Principal Investigator |
布川 博士 岩手県立大学, ソフトウェア情報学部, 教授 (00208274)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小笠原 直人 岩手県立大学, ソフトウェア情報学部, 助手 (30305312)
武田 利浩 山形大学, 情報工学科, 助手 (90236472)
佐藤 究 岩手県立大学, ソフトウェア情報学部, 講師 (70282035)
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Keywords | RDAPモデル / 拡張RDAPモデル / ワークフロー / ワークフロー支援システム / ワークフロー支援システム / グループウェア |
Research Abstract |
近年,複数の作業者によって行われる定型的な作業を支援するグループウェアとしてワークフロー支援システムが盛んに研究・開発されている. 本研究では,我々の先行研究であるワークフローのRDAPモデルを基に、従来の支援システムの問題であった複雑かつ大規模な作業、動的な作業変更への対応を可能とするための拡張RDAPモデルの構築を行っている. RDAPモデルは,R(Role):作業の実施者を抽象化した役割,D(Data):役割が作業を行うための必要な情報やそれを作成する際に必要なフォーマットであるデータ.A(Action):作業の中で役割があるデータを基に、別な役割へ送るデータを作る行為,P(Protocol):役割間でのデータの流れ,の4つの要素から,ワークフローを定式化するモデルである.拡張RDAPモデルでは,これらの,要素に池の種類の要素を記述,また,他のワークフローを扱えるような記述(ワークフローのメタレベル記述)を可能とする記述体系である.また拡張RDAPモデルによって,作業の動的な変更への対応や、大規模かつ複合的な作業形態に対応できるなど作業の様々な形態・性質に対応したワークフロー記述が行えることを考察した. さらに,拡張RDAPモデルの実用性の評価を行うために,以下の3種類のアプリケーションへの適用を考察した. (1)作業者探索支援システム:作業グループ立上げ時のメンバ選択の作業の流れを支援するシステム,(2)電子掲示板選択支援システム:電子掲示板への過去の投稿状況をもとに,掲示板への投稿の作業の流れを支援するシステム,(3)コミュニケーションのためのメディア選択システム;ユーザの過去の作業履歴を基に,コミュニケーションに最適なメディアの選択支援を行うためのシステム.
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[Publications] 安部倫子,佐藤究,小笠原直人,布川博士: "電子掲示板システムの話題スレッドと投稿者情報に着目した視覚化"情報処理学会第61回全国大会講演論文集. 分冊4. 19-20 (2000)
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[Publications] 布川博士,小笠原直人,佐藤究,須栗裕樹: "User adaptive media selection based on agent communication"Preceeding of the 2000 Spring Conference of KOSES & International Sensibility Ergonomics Symposium. 179-183 (2000)
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[Publications] 小笠原直人,佐藤究,布川博士,白鳥則郎: "エージェントコミュニケーションによる最適なメディアの選択"情報処理学会研究報告 2000-DSP-99. Vol.2000 No.88. 1-6 (2000)
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[Publications] 安部倫子,佐藤究,小笠原直人,布川博士: "電子掲示板システム選択支援のための視覚化システム"情報処理学会研究報告 2001-GW-38. Vol.2001 No.5. 55-60 (2001)
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[Publications] 佐藤究,安部倫子,小笠原直人,布川博士,野口正一: "パーソナルエージェントによる作業者探索システム"