2000 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
11208101
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Research Institution | National Institute of Polar Research |
Principal Investigator |
藤井 理行 国立極地研究所, 北極圏環境研究センター, 教授 (20125214)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
福地 光男 国立極地研究所, 南極圏環境モニタリング研究センター, 教授 (80099936)
神山 孝吉 国立極地研究所, 研究系, 教授 (70135507)
山内 恭 国立極地研究所, 南極圏環境モニタリング研究センター, 教授 (00141995)
麻生 武彦 国立極地研究所, 北極圏環境研究センター, 教授 (10026255)
神田 啓史 国立極地研究所, 北極圏環境研究センター, 教授 (70099935)
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Keywords | 北極 / 環境 |
Research Abstract |
(1)北極域における環境変動機構に関する研究 北極域における環境変動の実態が、熱圏・中層大気、成層圏・対流圏大気、陸域雪氷、海洋・生態、陸域環境の各研究計画班で調査され、その変動機構についても研究が進められた。総括班では、こうした研究分野の境界領域に踏み込み広い領域にまたがる環境変動のメカニズムを研究した。 (2)総括班会議の開催 総括班会議を2000年度には4回開催した。各研究計画班の研究進捗状況の点検と今後の研究推進の調整を行ない、研究期間内に一定の成果があがるよう本領域研究を運営した。 (3)シンポジウムなどの開催 各計画研究課題の進捗状況、研究成果の交換、研究の調整と今後の研究推進をはかるために平成13年2月14日に「北極における研究動向に関する研究小集会」を開催した。北極域における気候・環境変動に関する実態とその変動メカニズムの解明という本研究領域の本質的課題を重点的に討議した。 (4)研究評価の実施 平成13年3月30日に評価集会を開催し、調査研究の進捗に対して評価を受けた。
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Research Products
(5 results)
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[Publications] 藤井理行: "氷床に記録された地球環境変動"日本エネルギー学会誌. 79. 1143-1158 (2000)
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[Publications] Yamanouchi,T.: "Observation of polar clouds and aerosols for radiation budget and climate study"Proceedings 1^<st> Int' 1 Workshop on Spaceborne Cloud Profiling Radar, Tsukuba, Japan, 24-26 January 2000. 85-91 (2000)
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[Publications] Sasaki,H.,Kawai,D and Sato,M.: "Stable Isotope compositions of copepods In the Greenland Sea In winter"Memoirs of National Institute of Polar Research, Environmental Research In the Arctic 2000, Tokyo.. Special Issue No.54(in press). (2001)
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[Publications] Aso,T.: "Penetration of the non-migrating atmospheric diurnal tide into polar latitudes"Adv.Polar Upper Atmos.Res.. 14. 138-145 (2000)
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[Publications] Wada,N.and Kanda,H.: "Notes on floral traits and gender expression of Dryas octopetala under a simulated environmental change"Polar Biosci.. 13. 1-14 (2000)