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2001 Fiscal Year Annual Research Report

宋代禅宗が社会に与えた多面的影響の研究

Research Project

Project/Area Number 11410007
Research InstitutionAICHI GAKUIN UNIVERSITY

Principal Investigator

鈴木 哲雄  愛知学院大学, 文学部, 教授 (70064821)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 西村 惠信  花園大学, 文学部, 教授 (40066337)
石井 修道  駒沢大学, 仏教学部, 教授 (70052545)
Keywords宋朝禅 / 南宗禅 / 北宗禅 / 儒教 / 道教 / 看話禅 / 黙照禅 / 公案禅
Research Abstract

中国宋代の仏教研究は、儒教・道教との関係においても、また禅学・華厳学など仏教内部の分野においても、学問分野の全域において研究が遅れていることは否めない。特に、仏教については、唐代の研究が盛んであるのに対して、これまで看過されてきたといってよい。それは、中国仏教の頂点が唐代にあったからであるが、それを継承した宋代の仏教は、政治・経済・社会とより深く絡んで密着しており、唐代の仏教よりも一層中国化した仏教として位置づけられる。さらに、周辺諸国に与えた影響も大きく、我国においても、鎌倉仏教に主たる源を発する仏教各派の興起と展開は、宋代仏教の影響を抜きにして考えることはできない。
最終年度に当たる今年度は前年度迄の研究方針をより進展させ、宋代仏教の中心的存在である禅宗に視点を置き、宗教・政治・経済・芸術・民衆生活などとの関りについて考究を進めた。各分野を専門とする分担研究者の協力を得て、宋代仏教・禅の特質と影響を明らかにしようと、諸分野の資料収集と、各分野との研究の連携を深めた。
宋代の禅はその時代の仏教の中心的役割をなし、よくも悪くも政治と密接に関連している。本研究ではその特徴に視点を置き、宋代社会と禅との関係を総合的に明らかにできたと自負している。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 鈴木哲雄(編): "宋代禅宗の社会的影響"(株)山喜房仏書林. 560 (2002)

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Published: 2003-04-03   Modified: 2016-04-21  

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