1999 Fiscal Year Annual Research Report
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11430012
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Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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| Research Institution | Chuo University |
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Principal Investigator |
横山 彰 中央大学, 総合政策学部, 教授 (60137792)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
藤川 清史 甲南大学, 経済学部, 教授 (90238543)
植田 和弘 京都大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (20144397)
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| Keywords | 地球環境 / 環境保全型経済システム / 排出権市場 / クリーン開発メカニズム / グリーン税制改革 / 環境税 / 炭素税 |
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| Research Abstract |
本年度は、地球環境を適切にマネージメントする環境保全型経済システムを設計することを念頭に置きつつ、そのために必要になる諸要因の相互関連を記述するモデルの構築を試みた。研究代表者の横山が主に環境経済関連の図書及び資料データを入手し、研究分担者の植田・藤川が環境統計・計量分析関連図書及び資料データを中心に入手して、それぞれが研究補助員を使い資料整理やデータ入力を行いつつ、環境経済関連の研究者たちから専門的知識の提供を得た。
本研究の部分的成果としては、横山の「買手寡占排出権市場とクリーン関連メカニズム」と「自動車諸税のグリーン化と環境税のあり方」の研究発表がある。また、本研究組織全員による共同論文"Green Tax Reform:Converting implicit carbon taxes to a pure carbon taxes"を完成させ、国内外の研究者たちを招いた国際ワークショップ(平成12年3月7-8日)で発表するとともに、本研究テーマに関するヨーロッパの研究動向を踏まえた情報交換と研究交流を行った。この国際ワークショップには、国内からは我々3人に加え兒山伸也(神戸商科大学)・岡敏弘(福井県立大学)・上田良文(広島大学)・諸富徹(横浜国立大学)・我妻伸彦(立命館大学)が参加し、また国外からはF.J.Convery(University College Dublin,Ireland)・M.Andersen(Aarhus University,Denmark)・H.Vos(European Environment Agency,Copenhagen,Denmark)が参加した。
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[Publications] 横山 彰: "買手寡占排出権市場とクリーン開発メカニズム"三田学会雑誌(慶應義塾大学). 92巻2号. 16-24 (1999)
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[Publications] 横山 彰: "自動車諸税のグリーン化と環境税のあり方"税務弘報(中央経済社). 48巻1号. 7-13 (2000)
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[Publications] A.Yokoyama,K.Ueta and K.Fujikawa: "Green tax reform"Environmental Economics and Policy Studies(Springer-Verlag). Vol3.No.1(近刊). (2000)
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[Publications] 植田 和弘,諸富 徹: "環境税と環境税制改革"経理情報. No.908. 21-24 (2000)
