1999 Fiscal Year Annual Research Report
自然風中での高層建物縮尺模型まわりの流形相似性に関する研究
Project/Area Number |
11450209
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
桂 順治 京都大学, 防災研究所, 教授 (20034340)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
丸山 敬 京都大学, 防災研究所, 助教授 (00190570)
林 泰一 京都大学, 防災研究所, 助教授 (10111981)
岡南 博夫 大阪府立工業高等専門学校, 教授 (20111924)
奥田 泰雄 建設省, 建築研究所, 主任研究員 (70201994)
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Keywords | 高層建物縮尺模型 / 角柱周辺の流れ場の性状 / 静圧 / 多面体型静圧検出器 / 流程の曲率 / 流形形成長さ |
Research Abstract |
1.角柱周辺に現有4台の超音波風速計、多面体型静圧検出器を配置し、角柱周辺の流れ場の性状を測定した。 静圧の計測には現有の絶対圧計の他に1台の水晶発振式絶対圧計(申請設備)を使用した。 2.角柱壁面に開けた200点以上の測定孔に加わる風圧力の同時多点計測を行い、圧力の時間、空間的変動をとらえた。高機能型AD変換システムを用いて、システムのモニターと遠隔操作を計画したが、本年度中にシステムの完成は至らなかった。来年度、このAD変換システムの完成をめざすことにする。尚、データの計測は現有のAD変換システムを使用しているので問題はない。 3.200点以上の圧力センサーの感度を精密に均一にするために、沈鐘式の圧力較正器(申請設備)を使って絶対較正を行った。 4.1で得られた風向風速データより流程の曲率を計算した。さらに2および3で得られた風向風速データと風圧力データから、流形形成長さを算出した。この長さを大中小3つの角柱模型について比較検討した。 5.4での解析を各風圧測定孔別及び各風向別に行い、高層建物縮尺模型まわりの流形の相似性を調べた。
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Research Products
(1 results)