1999 Fiscal Year Annual Research Report
CT所見に基づく脳卒中病型期との危険因子解明のための大規模コホート研究
Project/Area Number |
11470113
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Research Institution | Jichi Medical University |
Principal Investigator |
石川 鎮清 自治医科大学, 医学部, 助手 (70306140)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
萱場 一則 自治医科大学, 医学部, 講師 (10221194)
長嶺 伸彦 自治医科大学, 医学部, 助教授 (20275689)
梶井 英治 自治医科大学, 医学部, 教授 (40204391)
今道 英秋 自治医科大学, 医学部, 助手 (00245036)
鶴田 貴志夫 自治医科大学, 医学部, 講師 (10301459)
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Keywords | 脳卒中 / 脳卒中病型分類 / CT / 前向き研究 / コホート研究 / 日本人 / 発症要因 |
Research Abstract |
日本人における脳卒中の発症要因の解明するために多施設共同の前向き研究を行っており、本研究では、特に頭部CT所見に基づいた脳卒中の病型分類ごとの発症要因について明かにすることを目的をしている。住民健診の場を利用し、平成4年から平成7年に全国12地区でベースラインデータの収集を行っており、全対象者は12,490人である。脳卒中の発症に関しての追跡調査は、毎年の住民健診で本人より発症の有無を確認し、脳卒中発症が疑われた場合、受診医療期間で確認し、症例の登録を行う。登録は所定の登録票と頭部CT写真で行い、登録された症例は、独立してCTの読影を行った後、症例判定委員会で脳卒中の発症および病型について判定される。現在までに、登録票が221症例分集められているが、その内登録票およびCTが揃っているものが188例であった。188例の内すでに症例検討委員会で判定が終了しているものが104例、読影が終了しているが、症例検討委員会での判定が未終了ものもが39例、読影準備中のものが45例であった。終了した104例のうち、くも膜下出血が18例、新規脳梗塞発症が57例、新規脳出血発症が21例で、脳卒中発症例が全体のやく6割で、次いで、脳出血、くも膜下出血の順であった。一方、判定の結果陳旧性脳梗塞が3例、陳旧性脳出血が1例、発症なしが4例で、これらの対象者については新規発症ではなかったので、追跡継続とした。現在までに収集された症例の判定を速やかに行うこととならび、追跡調査を継続し、新規脳卒中の発症の登録を行っていき、脳卒中全体および病型分類別の発症要因の解明を行っていきたい。
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Research Products
(3 results)
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[Publications] Ishikawa S: "Effect of moderate alcohol consumption on Lp(a) lipoprotein concentrations. Reduction is not found in women"BMJ. 316(7145). 1675-1676 (1998)
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[Publications] Ishikawa S: "Lipoprotein(a) levels and apolipoprotein(a) isoforms related with other risk factors in Japanese"J Epidemiol. 9(1). 32-39 (1999)
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[Publications] 宮本英樹: "農漁村部中年男性の身体活動度と血圧、血清脂質、ヘモグロビンAlcとの関連-JMS(Jichi Medical School)コホート研究-"自治医大紀要. 22巻. 203-209 (1999)