1999 Fiscal Year Annual Research Report
がん患者・家族への看護独自の介入に関する研究結果の実践への導入モデル
Project/Area Number |
11470531
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Research Institution | Kitasato University |
Principal Investigator |
遠藤 恵美子 北里大学, 看護学部, 教授 (50185154)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
新田 なつ子 北里大学, 看護学部, 講師 (10172727)
斉藤 亮子 北里大学, 看護学部, 講師 (40276168)
稲吉 光子 北里大学, 看護学部, 助教授 (60203212)
竹村 華織 北里大学, 看護学部, 助手 (80265727)
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Keywords | がん患者と家族 / 病気体験 / マーガレット・ニューマン(M.Neuman) / 悲嘆作業へのケア / 終末期患者ケア / リサーチ・ユーティリゼーション(research utilization) / リサーチ・デサミネーション(research dissermination) / モデル |
Research Abstract |
研究参加者となる病棟看護職者は、北里大学病院(9A,8A,7SN),北里東病院(3南、4南)、および岡山臨床看護研究会の3カ所と決定した。 1、がん患者・家族への看護介入に関する国内外の研究論文のレビューを行った。 2、最終的に実践に導入可能な看護介入を決定し、既存の研究と臨床現場との付け合わせを行い、導入の可能性を高めた。 (1)北里大学病院3病棟では、終末期にある患者へのケアへの関心が強かったために、ニューマンの健康の理論に基づいた看護介入を病棟全体に導入することになった。 (2)北里大学東病院では、終末期および死亡したがん患者の家族の悲嘆作業を助けるケアプログラムを作成することに決定した。 (3)岡山臨床看護研究会では、有志看護職者がニューマン理論に基づき看護介入を学習し、実施してみることになった。 3、各々のテーマに沿って、研究計画書を作成し倫理的審査を受けた。 平成12年度は各研究参加病棟が研究計画書にしたがって、パイロット・スタディを経て本研究に入る。以上の過程を整理し、研究結果の実践への導入モデル原案を作成したい。
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