2001 Fiscal Year Annual Research Report
焼酎粕で作られた蘇生紙の量産化システムの開発及び実用化と多様な蘇生紙製品の開発
Project/Area Number |
11555145
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Research Institution | KAGOSHIMA NATIONAL COLLEGE OF TECHNOLOGY (KNCT) |
Principal Investigator |
平田 登基男 鹿児島工業高等専門学校, 土木工学科, 教授 (40038112)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
前野 祐二 鹿児島工業高等専門学校, 土木工学科, 助教授 (20190316)
松藤 康司 福岡大学, 工学部・土木工学科, 教授 (40078663)
藤崎 恒晏 鹿児島工業高等専門学校, 一般科目, 教授 (50044623)
山内 正仁 鹿児島工業高等専門学校, 土木工学科, 助教授 (40239843)
引地 力男 鹿児島工業高等専門学校, 機械工学科, 助教授 (00218695)
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Keywords | 焼酎蒸留粕 / 組成分析 / 蘇生紙 / 産業廃棄物 / 新聞古紙 / 再利用 / 建築用資材 / フラワーポット |
Research Abstract |
焼酎蒸留粕から蘇生紙を作る技術の開発に成功したが,その成果を踏まえて,蘇生紙の量産化技術の開発に着手した.試作機(1号機)を開発し,1号機の問題点を改良した装置を,11年度の設備費で試作(2号機)した.今年度は,昨年度と同様,量産化装置の実用化を完成すべく,2号機の更なる改良と,大量生産された暁に,蘇生紙のはけ口の開発として,多様な製品の開発を目指した. そこで本年度は「蘇生紙量産化システム」の確立を目指し,以下の研究を進めた。 (1)蘇生紙作製装置の更なる改良と蘇生紙製品の開発のため,試作した「蘇生紙作製装置」の性能チェックを繰り返し、また,作製された蘇生紙の品質試験を実施した。装置と蘇生紙の改良すべき点をチェツクし、装置の改善と蘇生紙の品質向上を図った(全員) (2)蘇生紙量産化技術の確立及び新製品の開発のための研究を進めた(平田,前野,須田、引地) (3)蘇生紙製品の開発促進のため,試作したフラワーポットの育苗肥料効果試験を行って,肥料効果のあることを確認した(大竹,山内,三原) (4)蘇生紙作製装置及び蘇生紙に関して,装置のニーズ調査と蘇生紙利用拡大のための製品の宣伝を実施中である(松藤,藤崎、米山) (5)研究成果については各人が専門分野の学会誌等で公表してきた(全員)
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Research Products
(6 results)
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[Publications] 平田 登基男: "蘇生紙作製装置(2,3号機)の開発と実用化"鹿児島工業高等専門学校研究報告. 第36号. 25-30 (2001)
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[Publications] Tokio hirata: "Development of Machine for Making Sosei-Paper"Proceedings of Eighth International Waste Management and Landfill Symposium. V. 377-382 (2001)
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[Publications] 山内正仁: "焼酎蒸留粕を用いた蘇生紙ポットの作製とその有効利用に関する研究"第11回廃棄物学会研究発表会講演論文集. I. 356-358 (2001)
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[Publications] 平田 登基男: "蘇生紙作製装置の開発と試験"第11回廃棄物学会研究発表会講演論文集. I. 417-419 (2001)
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[Publications] 橋元裕士: "蘇生紙作製装置(2号機)の実用化に関する実験"平成13年度土木学会西部支部研究発表会講演概要集 第2分冊(第II/IV/VII). B-546-B-547 (2002)
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[Publications] 二田 剛: "焼酎蒸留粕で作製した蘇生紙ポットの土壌還元特性"平成13年度土木学会西部支部研究発表会講演概要集 第2分冊(第II/IV/VII). B-548-B-549 (2002)