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2000 Fiscal Year Annual Research Report

情報社会における新たなライフスタイルに関する実証的探究―「情報生活学」の一環として青少年を対象に―

Research Project

Project/Area Number 11610166
Research InstitutionSAITAMA UNIVERSITY

Principal Investigator

水野 博介  埼玉大学, 教養学部, 教授 (60131497)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 吉井 博明  東京経済大学, コミュニケーション学部, 教授 (10146269)
Keywords情報社会 / ライフスタイル / メディア / 青少年 / 友人 / 情報化 / 携帯電話 / メール
Research Abstract

平成12年度においては、引き続き、情報社会における新たなライフスタイルのあり方を探るために、特に日本の青少年が、新しいメディアをどのように受容し、かつ利用しているのかをアンケート方式で調査した。平成11年度において、東京都に所在する高校を15校無作為に選んで、2年生の各1クラスの全員を対象に集合調査を行ったが、平成12年度も、同じ対象者に対して、新たなアンケート調査を行った(但し、実施完了は13校に減った)。
今年度も、メディア利用と特に「友人」や「家族」などの人間関係との関連のあり方を中心に調べた。高校生調査については、平成11年度は、さまざまなメディア利用について広く調べたが、平成12年度は、特に、最近数年間に急速に普及した「ケータイ」(携帯電話及びPHS)所有と、それによるメール利用を中心に、メディア利用の実態を明らかにしようとした。
東京都(離島を除く)は、もちろん、日本の中でも特に「情報化」の進展している地域であり、また、その地域の中でも高校生は、メディアに関しては最も"先端的"とも言える利用層であり、日本の他の地域や他の年齢層を事実上、リードする位置にあると考えられる。調査結果は、人間関係の中でも、すでに以前から強まっていた「友人志向」を確認したが、さらに、それを軸とした新たなメディア利用が進んでいることが明らかになった、と概括される。現在進行中のケータイの普及は、さらに友人を中心とするライフスタイルの形成を促進すると考えられるのである。

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Published: 2002-04-03   Modified: 2016-04-21  

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