2001 Fiscal Year Annual Research Report
局部座屈と基部の非線形挙動を考慮した鋼ラーメン橋脚の弾塑性動的応答解析法の開発
Project/Area Number |
11650491
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Research Institution | Osaka City University |
Principal Investigator |
北田 俊行 大阪市立大学, 大学院・工学研究科, 教授 (30029334)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山口 隆司 大阪市立大学, 大学院・工学研究科, 講師 (50283643)
狩野 正人 日本構研情報(株), 構造解析室, 研究員
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Keywords | 可視化システム / 時刻暦応答挙動 / ラーメン橋脚 |
Research Abstract |
本年度は,まず,前年度に開発した,鋼製ラーメン橋脚地震時応答挙動解析プログラムの解析結果を出力するための可視化アプリケーションソフトウェアの開発を中心に行った.特に,数値データの図化にあたっては,汎用の可視化アプリケーション開発ソフトウェアであるAVS(米国AVS社製)を用いることとし,時刻歴挙動をアニメーションで再現できることに重点を置いた.その結果,大規模なモデルに対しても,パーソナルコンピュータ上で比較的高速に可視化できる,時刻歴応答挙動可視化システムを構築することができた. また,前年度に開発した同プログラムの検証を目的に,既に仮動的実験が行われ,その応答が実験的に解明されている鋼製ラーメン橋脚に適用することを試みた.そして,開発したプログラムの適用性や精度について検討し,柱部材の局部座屈と連成座屈を考慮できる本プログラムの有効性を確認した. さらに,最終年度のまとめとして,開発した時刻歴応答挙動解析システムの使用マニュアルを作成した.
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