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2000 Fiscal Year Annual Research Report

飼料添加剤としての杉間伐材木炭が子めん羊の血液性状に及ぼす影響

Research Project

Project/Area Number 11660325
Research InstitutionKyushu Tokai University

Principal Investigator

飛岡 久弥  九州東海大学, 農学部, 教授 (10140956)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) プラダン ラジブ  九州東海大学, 農学部, 講師 (70291846)
Keywords木炭 / 洗浄木炭 / 活性炭 / めん羊 / 白血球構成比 / 血中化学成分 / 血中酵素活性
Research Abstract

1.杉木炭あるいは活性炭を、濃厚飼料多給下の子めん羊に添加給与し、血球数、白血球構成比、血液中の化学成分と酵素活性にどのような影響を及ぼすのか比較検討をした。
赤血球数は雌で対照区と杉木炭区が減少する傾向にあった。白血球数は去勢雄で杉木炭が減少し、活性炭区は増加する傾向を示した。好中球構成比は、去勢雄の活性炭区が他区より高く、雌では杉木炭区が他区より低い傾向がみられた。リンパ球は好中球が低い傾向にあった杉木炭区においては高い傾向にあった。単球は雌において活性炭区が高い傾向を示した。総コレステロール濃度は去勢雄では杉木炭区が他区に比べて高い傾向を示し、逆に活性炭は低い傾向を示した。Al-P活性は活性炭区と杉木炭区が対照区よりも高い傾向を、CPK活性は去勢雄および雌において活性炭区が対照区より高い傾向を示した。SOD活性は去勢雄において活性炭区が他区に比べて低い傾向を示し、GSH-Px活性は去勢雄、雌において杉木炭区と活性炭区が対照区より若干高い傾向を示した。
2.有機溶剤で洗浄した杉木炭を用いて同様な実験を実施した.赤血球数と白血球ともに処理による影響が認められた.白血球構成比では去勢雄の処理区の好中球比が給与前で低く、給与後に高くなる傾向を認めた.総コレステロール濃度は去勢雄では洗浄杉木炭区が低い傾向を示し、雌では活性炭区が低い傾向を示した。過酸化脂質濃度は、給与前では処理区で低い傾向を、逆に給与後には高い傾向を認めた.GOT活性は、処理区が対照区より高い傾向にあった。GPT、CPKおよびγ-GTP活性は、処理区間での差は認められなかった。Al-PとSOD活性、去勢雄で洗浄杉木炭区が低い傾向を示した.木炭区のヘモグロビン当たりのGSH-Px活性は、雌では対照区に比べて給与前で低く、給与後では逆に高い傾向を,活性炭区は雌で低い傾向を示した.

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Published: 2002-04-03   Modified: 2016-04-21  

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