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2000 Fiscal Year Annual Research Report

運航スケジュールおよび乗船勤務期間と船員労働負担との関係に関する研究

Research Project

Project/Area Number 11670381
Research InstitutionNagoya City University

Principal Investigator

坂村 修  名古屋市立大学, 医学部, 助手 (80264711)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 城 憲秀  名古屋市立大学, 医学部, 助教授 (10137119)
井谷 徹  名古屋市立大学, 医学部, 教授 (00072661)
Keywords乗船勤務期間 / ストレス感
Research Abstract

乗船勤務期間は運航形態に左右されるのが常で、1航海の期間が長いほど乗船勤務期間は必然的に長くなる。外航船のほとんどが数ヶ月単位となるのは当然だが、内航船でもそのほとんどが外航船と同様の3ヶ月乗船1ヶ月休暇乗船期間を乗組員に課している。しかし内航でも長距離フェリーなどは20日乗船10日休暇というパターンを実施しているところが多い。
そこで今年度は20日乗船10日休暇の長距離フェリー、乗船勤務期間が3ヶ月乗船1ヶ月休暇の貨物船でおこなった予備的な聞き取り調査をまとめた。
20日乗船10日休暇の長距離フェリーの場合、甲板部乗組員ではストレス感を訴える者が多い傾向を示した。ストレスの内容は運航スケジュールの遅延、乗客とのトラブルなどであった。機関部乗組員ではストレス感を訴える者が少ない傾向を示した。
3ヶ月乗船1ヶ月休暇の貨物船の場合、甲板部では半数の者がストレス感を有しているのに対して、機関部ではストレス感を訴える者はいなかった。
甲板部は機関部に比して操船に直接関わる部署でもあり、本船の運航スケジュールや接客上のトラブルの影響を受けている可能性が考えられた。
今回の調査は予備的なものなので、傾向を把握するにとどめておき、今後は乗船勤務期間と労働負担との関係について検討を進める予定である。

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Published: 2002-04-03   Modified: 2016-04-21  

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