1999 Fiscal Year Annual Research Report
下顎枝矢状分割法術後のオトガイ神経知覚障害検査方法の標準規格化に関する研究
Project/Area Number |
11672014
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Research Institution | Tokyo Dental College |
Principal Investigator |
高崎 義人 東京歯科大学, 歯学部, 助手 (70256311)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
森 悦秀 大阪大学, 歯学部, 助手 (00231639)
後藤 昌昭 佐賀医科大学, 医学部, 助教授 (10145211)
高木 多加志 東京歯科大学, 歯学部, 講師 (90192145)
外木 守雄 東京歯科大学, 歯学部, 講師 (50217519)
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Keywords | 知覚障害 / 下顎枝矢状分割法 / 知覚検査 / オトガイ神経 / 下歯槽神経 / 神経損傷 / 下唇麻痺 / SW知覚テスター |
Research Abstract |
従来より、下顎枝矢状分割法術後の知覚障害に対しては、様々な知覚検査方法が報告されている。 しかしながら、標準化された検査方法や統一された評価基準を用いた報告は認められていない。その結果、知覚障害**する治療効果の判定、術式改良に伴う手術成績の評価が行われていないのが現状である。本手術は保険導入に伴い手術*増加が著しく認められており、これらの患者に対しては、多施設間で比較可能な統一された知覚検査法の確率が急務**そこで本研究では、知覚検査器具・測定部位・評価基準を統一し、複数の施設における検査結果の比較が可能か否か**一した検査方法が他の検査方法と比較可能か、知覚障害の発現程度より知覚回復の予後が推察可能かについて明らか**を目的とする。 研究初年度における実績としては、SW知覚検査システムによるデータ収集、各施設における知覚障害の発現率の**知覚評価基準の再検討を中心に予備解析を行い、下唇・オトガイ部における触圧覚閾値の計測誤差がどの程度なのかについて、基礎的な検討を加えた。さらに、これらの検査結果の経時的回復過程について、障害程度別にどの**が認められるかについて検討を行っている。 研究結果の発表としては、第9回日本顎変形症学会総会(1999年5月31日-6月1日)においてSW知覚検査シス**より得られた各施設における知覚障害の発現率の比較、知覚評価基準の再検討について発表した。 また、これらの結果を再検討し、現在日本顎変形症学会誌に投稿中である。
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[Publications] 高橋 義人、他: "下顎骨切除手術時に下歯槽神経引き抜き再縫合法を行った5例"日本口腔外科学会雑誌. 45(1). 15-15 (1999)
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[Publications] Y,Takasaki, et. al.: "A clinical analysis of the recovery from sensory disturbance after SSRO"The Bulletion of Tokyo Dental College. 39(3). 189-197 (1998)
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[Publications] 片倉 朗、他: "外科的矯正治療を行ったMarfan症候群の1例"日本口腔外科学会雑誌. 45(9). 592-594 (1999)
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[Publications] 柴原孝彦、他: "口腔軟組織再建後における皮弁の知覚回復について"日本口腔外科学会雑誌. 45(10). 609-614 (1999)
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[Publications] Shibahara, T., et. al.: "Repair of the mandibular nerve by autogenous grafting after ablative surgery"The Bulletion of Tokyo Dental College. 40(1). 1-6 (1999)