1999 Fiscal Year Annual Research Report
不妊治療後の妊産婦における心身及び社会的問題と母性性の発達に関する研究
Project/Area Number |
11672367
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Research Institution | 山梨医科大学 |
Principal Investigator |
西脇 美春 山梨医科大学, 医学部, 教授 (60218229)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
神林 玲子 山梨医科大学, 医学部, 助手 (70313799)
菅野 美香 山梨医科大学, 医学部, 助手 (60313798)
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Keywords | 不妊治療後 / 妊娠・産褥期 / 不安 / 自己受容 / 対児感情 / 危機 / 対処機制 |
Research Abstract |
研究計画のスケールに関しては、再度検討を重ねた結果一部変更した。MASによる不安の調査はSTAIで捕えるので採用せず、また妊娠経過や育児経過に伴い不安の変化があり、そのことが自己受容に影響を与えると考えEPSIとCASは宮沢の自己受容(SAI)に変更した。 従って、スケールは、(1)STAIによる不安,(2)SAIによる自己受容,(3)対児感情テスト、(4)Aguilera & Messickのモデルを用いた調査票を作成しプレテストをした後調査を開始した。 研究経過 1 平成11年6月:スケールの再検討 2 平成11年7月〜8月:スケール及び調査票の作成・印刷 3 平成11年9月からY医科大学医学部産婦人科外来において調査を開始した。 4 平成12年3月現在不妊治療後に妊娠した妊娠初期の妊婦5名と自然に妊娠した妊娠初期の妊婦20名の回答を得た。しかし、不妊治療後に妊娠した妊婦1名が調査後まもなく流産をしてしまった。 5 回答を得たデータは調査した後、直ちに入力をした。 調査段階であるので、回答の内容には触れることができない。 不妊治療後に妊娠したケースが少ないので、フイールドの検討が必要な情況にある。
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