1999 Fiscal Year Annual Research Report
日本語、中国語、韓国語で使用可能なWWW上のマルチメディア対応ドイツ語教材の構築
Project/Area Number |
11680222
|
Research Institution | Kyushu Institute of Technology |
Principal Investigator |
栗山 次郎 九州工業大学, 情報工学部, 教授 (20024028)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
硴崎 賢一 九州工業大学, 情報工学部, 助教授 (50204326)
橋本 正明 九州工業大学, 情報工学部, 教授 (20253560)
中川 勝昭 九州工業大学, 情報工学部, 助教授 (20304868)
|
Keywords | WWW / マルチメディア教材 / CAI / ドイツ語教育 / コミュニカティーヴ法 / 中国語 / 韓国語 |
Research Abstract |
教材の構成:本教材はWWW上でドイツ語を学ぶように構築される。今まで各国でWWW上のドイツ語教材が作成されているが、そのほとんどは文字と静止画像(絵、写真、図、表)から構成されている。本教材は動画及び音声を含む。言語教育に必要な(読む、聞く、書く、話す)四機能をバランス良く訓練できる(但し現在のハードの水準から、話す訓練は十分には行えない)。これによりコミュニケーション方式のドイツ語教材の試作品が完成しつつある。 システムの構成:動画、静止画、音声、文字(ドイツ語と日本語)、テスト作成、採点などの部分はサーバーに置く。学習者はクライアントからサーバーにアクセスし、データベースから教材を利用する。教師は学習者の学習履歴などを閲覧し、教材の改善に役立てる。教材作成のプラットホームは完成したので、今後の教材作成は進行が早まる。CAIは学習対象者に画一的はスピードと内容でしか対応できない。それでは学習意欲の保持は困難なので、意欲や能力の異なる学習者にも対応できるシステムの構築を目指す。 日本語教材作成の進捗:この教材は10課から構成される。5課までは完成しており、学生に補助教材として提供している。学生からの評価も実施した。今後は10課までの完成を目指す。 韓国語、中国語教材作成の進捗:基本的に日本語の教材を韓国語に訳して使用する方針である。韓国語訳は5課までは進んでいる。実装には至っていない。中国語については、翻訳に手がついていない。
|
-
[Publications] 松原忠央,井本裕二,中川勝昭: "学習フロー分析に基づくCAIの評価支援システム"第14回情報処理学会九州支部研究会報告. 400-407 (2000)
-
[Publications] KURIYAMA,Jiro: "Dt.Lehrmaterial im WWW fun jap,kor.u.chin.studente"Asiatische Germanisten tagung. 79-80 (1999)
-
[Publications] 栗山 次郎: "WWWを使用するドイツ語教材の構築について"1998年度情報処理教育研究集会講演論文集. 506-509 (1998)
-
[Publications] 中川 勝昭: "ドイツ語CAI教材の効果と問題点"1998年度情報処理教育研究集会講演論文集. 489-501 (1998)
-
[Publications] 栗山 次郎: "WWWを使用するドイツ語教材の開発について"日本独文学会 1998年度春季研究発表会要旨. 34 (1998)
-
[Publications] KAKIZAKI,Kenichi: "DT Supported German Learning System on the WWW."Proc.of the AACE WebNet' 98. 53 (1998)