2000 Fiscal Year Annual Research Report
上ビルマ・半乾燥地域の風土調合型農村社会の形成に関する研究
Project/Area Number |
11691171
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Research Institution | Utsunomiya University |
Principal Investigator |
水谷 正一 宇都宮大学, 農学部, 教授 (70093143)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
田村 克己 国立民族学博物館, 教授 (40094156)
斉藤 照子 東京外国語大学, 外国語学部, 教授 (70162211)
後藤 章 宇都宮大学, 農学部, 教授 (80162139)
西山 末真 千葉大学, 園芸学部, 助手 (70323392)
伊谷 樹一 京都大学, アジア・アフリカ地域研究科, 助教授 (20232382)
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Keywords | 水利システム / 社会規範 / 農村社会経済 / 伝統農法 / 労働慣行 / 物質循環 / 農村計画 / 灌漑技術 |
Research Abstract |
1.8月に国立民族学博物館(大阪)で日本側研究者の合同会議をもち、平成12年度の調査研究プランについて検討した(水谷、田村、斎藤、小林、伊谷、西山)。 2.<第一次調査>10月中旬に渡緬。ヤンゴンにて農業灌漑省を訪問し、ミャンマー側研究分担者との合同会議をもち、平成12年度の調査研究の詳細計画を打ち合わせた(水谷、小林、Tin Htut 0o、Ne win)。 3.マンダレーに移動し、天水農業に新たに河川灌漑を導入した地区(マンダレー管区ミッター郡K村)、および古くから河川灌漑農業が行われ、夏季の渇水対策のため管井戸灌漑を導入した地区(マンダレー管区ミッター郡C村)の現地調査を行い、11月初旬に帰国した(水谷、小林)。 4.<第二次調査>11月初旬に渡緬。3で述べた2地区の現地調査を11月下旬まで行った(水谷、田村、斎藤、小林、西山、伊谷)。 5.11月30日、ヤンゴンにてMyanmar Academy of Agriculture Science主催の研究会で3課題(農業生産物・副産物の物質循環、農村家族制度の日緬比較、GISを使った土地利用評価)の研究発表を行い、ミャンマー国の研究者と意見交換を行った。その後、帰国。 6.1月に東京外国語大学(東京)で日本側研究分担者の合同会議をもち、科研のとりまとめについて打ち合わせを行った(水谷、田村、斎藤、小林、西山、伊谷)。 7.3月に科研報告書を刊行した。
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