2001 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
11694028
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Research Institution | National Graduate Institute for Policy Studies |
Principal Investigator |
西野 文雄 政策研究大学院大学, 政策研究科, 教授 (90010777)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
萩原 伸次郎 横浜国立大学, 経済学部, 教授 (80104694)
豊田 利久 神戸大学, 国際協力研究科, 教授 (90030668)
山澤 逸平 早稲田大学, アジア太平洋研究科, 教授 (10017527)
山下 彰一 広島大学, 国際協力研究科, 教授 (20127731)
長田 博 名古屋大学, 国際開発研究科, 教授 (40233506)
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Keywords | APEC / 貿易投資自由円滑化 / 経済技術協力 / ニューエコノミー / キャパシティー・ビルディング / 自由貿易協定 / 経済構造改革 / 高等教育交流 |
Research Abstract |
平成13年5月13-24日間、2001年APEC首脳・閣僚会議主催国の中国へ、山澤逸平(早稲田大学)・江崎光男(名古屋大学)、片山裕(神戸大学)、松岡俊二(広島大学)、吉川武男(横浜国立大学)、Neantro Saavedra-Rivano(筑波大学)の、6名からなる研究チームを派遣した。天津南開大学APEC研究センターが主催したAPEC研究センター国際コンソーシアム会議に参加、報告および討論、司会を担当した。加えて(北京)人民大学、(上海)復旦大学および国際問題研究所でセミナーを実施した。 また、平成14年1月17-18日にアジア経済研究所・APEC研究センターが主催したAPEC国際ワークショップの折に、APEC : From Shanghai to Mexicoと題するパネル討議を開催し、中国アモイ大学・APEC研究センターのLiao Shaolian教授を招致した。 内容的には標題の3優先課題の(1)貿易投資自由化・円滑化、(2)経済政策と規制緩和、(3)アジア太平洋での高等教育交流のすべてをカバーしたが、上海APECの優先課題に合わせて、ニューエコノミー対応のキャパシティー・ビルディング向けの経済技術協力や、APECメンバー間で活発化した自由貿易協定問題が多く議論された。もちろんそれぞれの研究参加者の専門領域でのAPEC関連テーマでの研究発表も含み、広範にわたる。前2年度と同じく、個別に単行書・雑誌論文(邦文・英文・中文)の形で刊行した。
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Research Products
(6 results)
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[Publications] 山澤 逸平: "APEC Achievements and Tasks for Shanghai 2001"APEC研究センター天津会議での講演. (2001)
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[Publications] 江崎 光男: "アジア経済の将来-計量分析による成長展望"渡辺利夫(編)『アジアの経済的達成』東洋経済新報社. 171-196 (2001)
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[Publications] 奥田 英信: "イシュトゥヴァーン・パップ「タイにおける金融自由化政策と現地銀行・外国の効率性"一橋論叢. 第126巻 第6号. 69-83 (2001)
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[Publications] Hidenobu Okuda: "The Production Technology of Philippine Domestic Banks in the Pre-Asian Crisis Period"Hitotsubashi Journal of Economics. Vol.42 No.2. 81-102 (2001)
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[Publications] 山澤 逸平: "アジア太平洋経済入門"東洋経済新報社. (2001)
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[Publications] 山澤 逸平: "亜州太平洋経済論(中国語版)"Shanghai Peopli's publishing house. (2001)