2000 Fiscal Year Annual Research Report
現代韓国の法・政治構造の転換-日本と韓国の比較共同研究を通じて-
Project/Area Number |
11694041
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Research Institution | Ritsumeikan University |
Principal Investigator |
大久保 史郎 立命館大学, 法学部, 教授 (90066720)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中島 茂樹 立命館大学, 法学部, 教授 (10107360)
徐 勝 立命館大学, 法学部, 教授 (30309083)
赤澤 史朗 立命館大学, 法学部, 教授 (80202513)
松本 克美 立命館大学, 法学部, 教授 (40309084)
松宮 孝明 立命館大学, 法学部, 教授 (80199851)
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Keywords | 日韓 / 民主化 / 憲法裁判所 / 戦後補償 / 世界化 / 企業再編 / 財閥改革 / 韓国 |
Research Abstract |
本年度も昨年度に引き続き、春と秋の2回のシンポジウムを開催した。春のシンポジウムは、6月15日(木)と16日(金)に韓国慶州(キョンジュ)の教育文化会館において、初日は鄭宗燮教授の「韓国の民主化における憲法裁判所と権力統制」と中島茂樹教授の「軍事大国化への途と改憲論の動向」の2本の報告と討論、二日目午前は「日本司法の課題」というテーマの下、葛野尋之教授の「日本の司法改革の行方-法曹人口増加と法曹養成制度を中心に-」、松本克美教授の「日本の戦後補償訴訟の現状と課題」の2本の報告と討論、二日目午後は世界化・経済危機における労働法・経済法の変化を中心に、宗剛直助教授の「世界化、経済危機と労働法の変化」、山下眞弘教授の「グロバリゼーションの中の日本の企業再編」、權五乗教授の「韓国における財閥改革の現況と課題」の3本の報告と討論を行った。 秋のシンポジウムは、年末の12月15日(金)に日本の立命館大学で開催された。午前に金昌禄教授の「1900年代初の韓日間の諸条約の『不法性』」と赤澤史朗教授の「戦後日本の戦争責任論の動向」の2本の報告と討論、午後に金性洙教授の「行政手続法と情報公開法の問題点と改善法案-協調的法治主義実現のための韓国的実験-」、呉〓眞博士の「韓国の女性と法現実-法の可能性と限界-」の2本の報告と討論が予定された。それぞれの報告に対しては、相互に討論者を指定した。韓国側からは鄭宗燮教授と鄭肯植教授、日本側からは岡野八代助教授、安本典夫教授、松本克美教授である。また、学外から、神戸大学助教授の戸塚悦朗氏にもご参加いただいた。
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