2001 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
11695001
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Research Institution | Iwate University |
Principal Investigator |
中村 一基 岩手大学, 教育学部, 教授 (20133895)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
木村 直弘 岩手大学, 教育学部, 助教授 (40221923)
藪 敏裕 岩手大学, 教育学部, 助教授 (20220212)
宇佐美 公生 岩手大学, 教育学部, 助教授 (30183750)
中村 安宏 岩手大学, 人文社会科学部, 助教授 (10282089)
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Keywords | 祖霊祭祀 / 先祖供養 / 葬送儀礼 / 儒教 / 遺骨 / 死生観 / 古代中国 / 詩経 |
Research Abstract |
4月、共同研究最終年度にあたり、共同研究者各自が研究の現状と本年度の研究計画を発表。研究成果を公開講座・シンポジウムという形で行い、学生・市民にも還元することを確認する。8月〜10月。公開講座での発表内容の確認・討議。11月〜12月。本学側共同研究者による公開講座の実施(主催・岩手大学生涯学習教育センター)。講座テーマ「祖先祭祀(先祖供養)と葬送の行方」。各共同研究者の題目は、藪敏裕の「『詩経』に見える祖霊祭祀と日本」、中村一基「自覚化された遺骨-先祖崇拝と納骨習俗-」、木村直弘「客家の葬送儀礼における哭きと響き」、中村安宏「江戸時代人の喪祭・霊魂」、野坂幸弘「近現代文学にみる<先祖の話>」、宇佐美公生「死生観の変化と世代間倫理」である。12月22日、共同研究の成果の集約をはかるため、中国から楊朝明教授(曲阜師範大学孔子文化学院院長)を招き、公開講座と同テーマでシンポジウムを行う。なお、中国側の司会兼通訳として、陳東曲阜師範大学国際交流処副処長を招聘した。 1月〜3月、実績報告書・研究成果報告書の作成、提出。
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Research Products
(7 results)
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[Publications] 中村 一基: "<死後の環境>論-<自然葬>論議との関わりにおいて-"岩手大学教育学部附属教育実践研究指導センター研究紀要. 11号. 163-171 (2001)
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[Publications] 中村 一基: "「反魂の秘術」から「生活続命の法」へ-中世の人造人間説話の変容をめぐって-"岩手大学教育学部研究年報. 61巻1号. 98-106 (2001)
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[Publications] 中村 一基: "白骨と遺骨崇拝"岩大語文. 8号. 1-9 (2001)
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[Publications] 宇佐美 公生: "道徳の内在主義的正確について"岩手大学教育学部年報. 61巻1号. 1-12 (2001)
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[Publications] 宇佐美 公生: "メディアの変容と自己の仮想性"東北哲学会年報. 17号. 57-63 (2001)
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[Publications] 宇佐美 公生: "道徳の内在主義における「外的なもの」"岩手大学文化論叢. 第5輯(近刊). (2002)
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[Publications] 藪 敏裕: "<詩経・周頌・清廟之什>所見祖霊祭祀"文魯学刊. 第2期(近刊). (2002)