2000 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
12040205
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
竹蓋 幸生 千葉大学, 教育学部, 教授 (40009030)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高橋 秀夫 千葉大学, 外国語センター, 助教授 (30226873)
大塚 達雄 千葉大学, 教育学部, 教授 (00065476)
村田 年 千葉大学, 外国語センター, 教授 (20042624)
田中 慎 千葉大学, 外国語センター, 助教授 (50236593)
土肥 充 千葉大学, 外国語センター, 助教授 (00323428)
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Keywords | 三ラウンド・システム / 聴解力 / マルチメディア / 英語コミュニケーション / CD-ROM / CALL / 総合力 |
Research Abstract |
本研究「外国語CALL教材の高度化の研究」は4外国語グループで有機的な関連を持ちながら研究を行ったが、本年度は独語、仏語、日本語グループでは来年度以降の教材開発研究の準備段階として基礎的な研究のみを行い、英語グループは基礎研究と教材開発研究を行った。英語グループの現状の調査及び基礎研究の結果からは以下のようなことが明らかになった:1)我が国の大学生の英語力はTOEFL435点前後で、国際化社会のニーズを満たすレベルに達していない、2)国際化社会のニーズや大学生のニーズを満たす英語力とはTOEFL530〜550点以上である、3)世界的に見ても外国語によるコミュニケーション能力を効果的、効率的に養成できる総合的な理論、指導法は存在しない、特にもっとも基本的と言われる聴解力、語彙力の指導法が存在しない、などである。本年度、英語グループでは、これまで千葉大学で独自に開発され、高い効果の検証されている三ラウンド・システムの指導理論をベースに初級及び中級のCALL教材を開発した。初級の教材はバラエティに富んだジャンルの素材で、英語力を構成する基礎的事項の学べるものとし、First Listeningと命名された。中級の教材は米国カリフォルニア大学バークレー校の管理職、教員、事務員、学生にインタビューして、米国の大学事情を語ってもらったもので、College Lifeと命名された。特徴はノイズの多い自然な英語の聞き取り指導ができる点にある。この二教材の完成により、これまでに開発済みの大学生最上級レベルのCALL教材を含め、広範なレベルの学生に対する効果的な指導が可能となり、全国的に国際化社会のニーズを満たす英語教育が可能となるものと期待される。
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Research Products
(7 results)
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[Publications] 竹蓋幸生: "外国語CALL教材の高度化の研究"ニュースレター:高等教育とマルチメディア. 創刊号. 16-18 (2000)
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[Publications] 竹蓋順子,斎藤美穂子,竹蓋幸生: "英語力向上に寄与する要因の分析"千葉大学教育学部研究紀要. 第49巻・第2号. 47-58 (2001)
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[Publications] 竹蓋幸生: "外国語教育システムの中のCALL教材の高度化"ニュースレター:高等教育とマルチメディア. 第2号. 13-17 (2001)
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[Publications] 竹蓋幸生: "英語CALL教材の高度化の研究"平成12年度研究報告書:特定領域研究(A)高等教育に資するマルチメディアの高度利用に関する研究(領域番号120). (印刷中). (2001)
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[Publications] 竹蓋幸生(編): "言語行動の研究 第7号増刊号"千葉大学教育学部言語文化教育系英語科分野. 53 (2000)
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[Publications] 竹蓋幸生 他: "First Listening(大学英語教育初級用CD-ROM教材)"千葉大学(CD-ROM1枚). (2001)
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[Publications] 竹蓋幸生 他: "College Life(大学英語教育中級用CD-ROM教材)"千葉大学(CD-ROM1枚). (2001)