2000 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
12410007
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
川村 邦光 大阪大学, 文学部, 教授 (30214696)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
冨山 一郎 大阪大学, 文学部, 助教授 (50192662)
杉原 達 大阪大学, 文学部, 教授 (40113138)
荻野 美穂 大阪大学, 文学部, 助教授 (60194479)
田中 雅一 京都大学, 人文科学研究所, 助教授 (00188335)
中村 生雄 大阪大学, 文学部, 教授 (50217832)
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Keywords | 戦死者 / 戦場 / 戦没者 / 遺骨 / 戦争体験 / 靖国神社 / 鎮魂 / アジア・太平洋戦争 |
Research Abstract |
本年度は研究会をすでに3回行ない、平成13年3月30日に第4回研究会を行なうことにしている。本研究会では、研究分担者に加えて、他大学の研究者、また大阪大学大学院生にも発表やコメントを依頼し、研究の深化を図った。 第1回研究会(平成12年5月26日)で、川村邦光が「"戦死者"とは誰か-若干の問題提起」、丸山泰明(大阪大学大学院生文学研究科博士課程後期)が「戦死者と近代スピリチュアリズム」と題して発表し、コメントはそれぞれ中村生雄(大阪大学文学部)、川村邦光がした。第2回研究会(平成12年7月12日)で、山折哲雄が「『骨』-骨の折れる話」と題して発表し、コメントは池上良正(駒沢大学文学部)、冨山一郎(大阪大学文学部)、中村生雄がした。第3回研究会(平成12年11月17日)で、田中雅一(京都大学人文科学研究所)が「死者とともに歴史をふりかえる-米陸軍創設記念日パーティのテクストとビデオの分析」、野上元(日本学術振與会特別研究員・東京大学社会情報研究所)が「<書くこと>と<鎮魂>-大岡昇平の「戦争文学」を題材に」と題して発表し、コメントはそれぞれ川村邦光、中村生雄がした。第4回研究会(平成13年3月30日)では、冨山一郎(大阪大学文学部)が「『戦場の記憶』その後」、佐藤壮広(立教大学大学院生文学研究科博士課程後期)が「戦死者のこえをきく-ユタの儀礼と沖縄戦の記憶」と題して発表し、コメントはそれぞれ真鍋昌賢(国際日本文化研究センター)、畑中小百合(大阪大学大学院生文学研究科博士課程後期)がする予定である。 池上良正が青森県・沖縄県、川村邦光が北海道・長野県・沖縄県、田中雅一が沖細県、中村生雄が長野県で調査をした。
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Research Products
(1 results)