2000 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
12480036
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Research Institution | National Institute for Educational Policy Research |
Principal Investigator |
三宅 征夫 国立教育政策研究所, 教育課程研究センター・基礎研究部, 部長 (50000071)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
吉岡 亮衛 国立教育政策研究所, 教育研究情報センター, 総括研究官 (40200951)
猿田 祐嗣 国立教育政策研究所, 教育課程研究センター・基礎研究部, 総括研究官 (70178820)
小倉 康 国立教育政策研究所, 教育課程研究センター・基礎研究部, 主任研究官 (50224192)
中山 迅 宮崎大学, 教育文化学部, 教授 (90237470)
坂谷内 勝 国立教育政策研究所, 教育研究情報センター, 総括研究官 (70187053)
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Keywords | 理科の学力 / IEA / 国際理科教育調査 / 理数長期追跡研究 / 理科の教育課程 / 学習指導要領 / TIMSS-R |
Research Abstract |
研究目的の第一は、低下が憂慮されている理科の学力について、国際教育到達度評価学会(IEA)と共同で実施した過去4回の「国際理科教育調査」の結果と、平成元年以来毎年継続して実施している「理数長期追跡研究」の結果を理科の教育課程との関連で分析し、実証的なデータを提供することである。 研究目的の第二は、新学習指導要領の施行前と施行後に児童生徒の理科に関する学力の施行前後の変化を教育課程との関連で分析することである。 1.IEA(国際教育到達度評価学会)から第1回〜3回理科教育調査の学力に関するデータと第3回国際数学・理科教育調査-第2段階調査-(TIMSS-Repeat)の理科の学力に関する各国のデータを入手した。 2.理数長期追跡研究の11年間のデータを入手した。 3.IEAのデータおよび理数長期追跡研究のデータを基に、国際比較および経年比較に関して分析を行った。 4.学習指導要領に示されている中学校理科の内容項目に関して、教師が教えにくかったもの、生徒の理解が困難なもの、工夫した指導法の有無について、また、生徒実験の頻度、演示実験の頻度、野外学習の頻度について、全国の500校の理科主任を対象にアンケート調査を行った。現在回収中である。
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