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2002 Fiscal Year Annual Research Report

100年間の小学校図画作品の軌跡と表現分析

Research Project

Project/Area Number 12480049
Research InstitutionTokyo gakugei university

Principal Investigator

土屋 昌義  東京学芸大学, 教育学部, 教授 (60014750)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 山田 一美  東京学芸大学, 教育学部, 助教授 (80210441)
金子 亨  東京学芸大学, 教育学部, 教授 (90233882)
Keywords児童画 / 100年間 / 表現研究 / 尋常小学校 / 臨画 / 博労小学校 / 新定畫帖 / 自由画
Research Abstract

基盤研究(B)(2)の研究の最終年度にあたり、富山県高岡市にある博労小学校の卒業図画作品の現地調査を行い、氏名の確認と資料漏れなどの確認作業を行った。新たに確認したものを資料作成の基本整理としてスライド撮影及び画像処理を行う。今年度は過去に収録したデジタル資料を、卒業名簿と照合し、その卒業年度の確定を行い、今まで漠然とした資料であったものを、適正な年度に配置した。その折り戦時中の作品も不明中にあり、資料の充実化にも貢献できた。
また表現研究の一環として、100年間を通して、臨画・模写 写生 考案・構成 記憶・物語の領域別に資料をまとめ、その表現研究を試み、報告書中に7論文を掲載した。報告書では、博労小学校図画作品の表現形式の分類、100年間における表現分野の数全体の年度毎の比較明治34年度.明治44年における表現分野数の比較、大正1年度、大正14年度における表現分野数の比較、昭和1年度.昭和20年度における表現分野数の比較、昭和21年度.昭和50年度における表現分野数の比較、昭和51年度.平成12年度における表現分野数の比較と100年を通しての表現分野の割合を明らかにした。これによって過去100年間に写生を中心とした図画の教材が重要な位置を占めていたことが、明らかになる。また各年度毎の作品をp105からp594までに掲載し、時代毎の作品の内容が分かるように、35mm平方の大きさに資料を一括掲載し、今後の表現研究の基礎的な資料とした。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 土屋昌義: "卒業期の図画作品 表現と分析(年度不明について) -博労小学校における-"東京学芸大学紀要第5部門芸術・健康・スポーツ科学. 第54集. 49-55 (2003)

URL: 

Published: 2004-04-07   Modified: 2016-04-21  

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