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2001 Fiscal Year Annual Research Report

テルペン系ガス自動濃縮採取装置の開発

Research Project

Project/Area Number 12556042
Research InstitutionTokai University

Principal Investigator

高山 真策  東海大学, 開発工学部, 教授 (90236365)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 鱧谷 憲  大阪府立大学, 大学院・農学生命科学研究科, 講師 (30264815)
林 真紀夫  東海大学, 開発工学部, 教授 (60092087)
Keywordsモノテルペン / 熱収支法 / ボーエン比法 / フラックス / アカマツ / 自動濃縮 / ペルチェクーラー / 濃縮管
Research Abstract

森林群落上2高度で採取したテルペンガス濃度の差から森林群落のテルペン発散フラックスを求めるために、2経路のガスを吸着剤を含む濃縮管に通気し、大気中のテルペンを採取できるテルペンガス自動濃縮採取装置を試作した.最大18本までの濃縮管を保持できる濃縮管保持部の温度を、濃縮期間にわたって一定、均一にするため、ペルチェクーラーを取り付けた。
この試作機の性能を評価するため以下の実験を行った。
1 濃縮管保持部の温度保持性能
2 クロマツ実生群落における夜間を含む定期採取における性能評価
3 フラックス測定サイトでの実測
1では,濃縮管を固定するアルミニウム製の板(10cm四方,以下濃縮管保持板とする)の表面温度分布を,赤外線熱画像装置でモニターした.ペルチェクーラーの低温面を直接この板に接触させると,中心が低温になり外へいくほど温度が高い,不均一分布を示したが,低温面と濃縮管保持板の間に周辺部分への熱伝導を高めるため新たにアルミニウム板を加える一方,中心付近を空洞状とし熱抵抗を高めると,ほぼ均一に濃縮管保持板温度を維持できた.この状態で濃縮管を固定して個々の濃縮管の温度を熱電対で測定すると,2℃以内の差に全濃縮管の温度を維持できることを確認した.

URL: 

Published: 2003-04-03   Modified: 2016-04-21  

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