2000 Fiscal Year Annual Research Report
高齢者のwell-beingの阻害因子とCare Systemの国際比較研究
Project/Area Number |
12572035
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Research Institution | Siebold University of Nagasaki |
Principal Investigator |
野口 房子 県立長崎シーボルト大学, 看護栄養学部, 教授 (40268834)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山崎 不二子 県立長崎シーボルト大学, 看護栄養学部, 講師 (20326482)
国武 和子 県立長崎シーボルト大学, 看護栄養学部, 講師 (90316175)
岩瀬 信夫 県立長崎シーボルト大学, 看護栄養学部, 教授 (40232673)
波多江 陽子 県立長崎シーボルト大学, 看護栄養学部, 助手 (60326486)
古川 秀敏 県立長崎シーボルト大学, 看護栄養学部, 助手 (10316177)
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Keywords | 高齢者 / 孤独感 / 抑うつ / ソーシアルサポート / ハワイ / スウェーデン / 長与町 |
Research Abstract |
基盤研究(B)(2)高齢者のwell-beingの阻害因子とcare systemの国際比較研究について、平成12年より開始した。 現地調査および今後について 1.日本における調査について (1)調査フィールドを長崎県長与町の老人クラブ32ケ所を対象に孤独感、うつ状態(気分)、ソーシャルサポートについての調査を行った。知的機能測定スケール(MMSE)についての調査は今後の予定である。 (2)平成12年12月7日、上記についての調査結果の第1報告を老人クラブメンバーに対し行った。 2.国際比較の調査フィールドをアメリカ合衆国ハワイ州およびスウェーデン ストックホルムのクングスホルメン地区の高齢者を対象を行うことについて (1)ハワイ州の高齢者については、京都浄土真宗国際部に依頼し、ハワイ州本願寺および各地区本願寺を調査フィールドとした。 ・第1回訪問 9月(10日間)調査依頼および現地の情報収集 ・第2回訪問 11月(11日間)現地にて調査 ・第3回訪問 平成13年2月11日(11日間)現地にて調査 (2)スウェーデン ストックホルム クングスホルメン地区の調査について ・現地の状況を把握するために研究代表者が現地を訪問し、研究分担者との情報交換を行った。 ・現地研究分担者を日本へ招聘し、日本における調査の状況等についての説明、話し合いを行った。 その結果、平成13年度9月にスウェーデン・ストックホルム・クングスホルメン地区において調査を行うことの確認が得られ、同時に日本メンバーも訪問予定である。 平成12年度の調査においては、国際比較を行うにはデータの収集が不十分であり、平成13年度より、国内、国際学会での発表および論文を作成する予定である。
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