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2000 Fiscal Year Annual Research Report

メヒルギ胎生芽の根原基および根の形態形成と植物ホルモン作用機構の解析

Research Project

Project/Area Number 12660142
Research InstitutionTokyo University of Agriculture

Principal Investigator

桝田 信彌  東京農業大学, 地域環境科学部, 講師 (50078218)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 本間 環  鳥取大学, 農学部, 助手 (90294347)
山本 福壽  鳥取大学, 農学部, 教授 (60112322)
矢口 行雄  東京農業大学, 地域環境科学部, 助教授 (50157971)
Keywordsマングローブ / メヒルギ / 胎生芽 / 根原基 / 胎生種子 / 発根 / 植物ホルモン / ジベレリン
Research Abstract

1 メヒルギの胎生芽(胎生種子)における根原基形成は、果実と胎生芽の長さが0-20mmまでは根原基が認められず、長さが33mmの胎生芽で初めて観察され、この時期より根原基が分化してくるものと考えられる。胎生芽の長さ41mm以上に成長した全ての個体で根原基が見られた。
2 メヒルギ胎生芽の成長段階が異なる胎生芽の発根は、成熟した胎生芽の平均長は185mmで植栽後11日で100%の発根率を示した。胎生芽の長さが101-120mmの個体では植栽後19日に、長さ81mm〜100mmの個体は33日までに発根し、発根率はl00%に達した。しかし、胎生芽の長さが短くなるに従い発根率は低下し、41〜80mmの個体では41日目に80%以上の発根率を示し、21〜40mmnの個体では約20%と極端に低下した。また、29mm以下の個体および果実では発根が全く認められなかった。発根した胎生芽のシュートの伸長成長は胎生芽の長さが40mm以下の個体では正常におこなわれず枯死したが、担根体の長さが61mm以上の個体では成長量は少ないが正常な伸長成長を示した。
3 成熟した胎生芽に含まれる内生植物ホルモンはジベレリンの検索を行った。メヒルギの胎生芽を80%アセトンで抽出し、これをBondo Elut DEAカラムで精製後、ODS-HPLCより精製分画を行い、得られた分画について、短銀坊主イネ幼苗テストをおこない、内生GA_sの検索を行った。その結果、胎生芽の下部ではODS-HPLCによる保持時間35-36minには明瞭な活性が見られ、41-43minには微弱な活性が認められた。この41-43minの分画はGA_4の分画と一致した。

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Published: 2002-04-03   Modified: 2016-04-21  

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