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2000 Fiscal Year Annual Research Report

「閉じこもり」高齢者の寝たきり化予防のための介入研究

Research Project

Project/Area Number 12670342
Research InstitutionYamagata University

Principal Investigator

安村 誠司  山形大学, 医学部, 助教授 (50220158)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 深尾 彰  山形大学, 医学部, 教授 (80156736)
藺牟田 洋美  山形大学, 医学部, 助手 (60250916)
金川 克子  石川県立看護大学, 学長 (10019565)
Keywords閉じこもり / 高齢者 / スクリーニング / Housebound / Homebound / 独居
Research Abstract

1.「閉じこもり」スクリーニング測定尺度の開発を目的として、先行文献での情報収集と分析を行った。Medlineや医学中央雑誌等を用いて国内外の文献を収集した。Medlineで「閉じこもり」とほぼ同義と考えられるHousebound/Homeboundをキーワードとして検索すると196件が拾い上げられた。これらの文献でHousebound/Homeboundの概念等に関して分析を行った。「閉じこもり」と同様に、Housebound/Homeboundは用いる研究者によりかなり違っており、使用目的によって使い分けられていることが明らかになった。
2.上記の文献等を参考に、「閉じこもり」を操作的に定義し、外出頻度を軸とした「閉じこもり」のスクリーニング尺度の開発を行った。そして、この尺度を用いてプリテストの実施した。対象は、平成12年4月1日現在、石川県某町に居住する一人暮し高齢者245名のうち9月の調査時点で在宅の一人暮しの117名であった。質問紙の内容は基本属性、スクリーニング尺度、日常生活自立度の判定基準、バーセルの日常生活自立度、老研式活動能力指標、高齢者うつ状態尺度、日常生活動作自己効力感尺度、家族・友人との交流手段と交流頻度、生きがいの有無、独居年数、生活場所等である。特に、75歳以上である後期高齢者56名について検討すると、「閉じこもり」は、非「閉じこもり」と比べ、有意に身体能力が低く、抑うつ状態得点が高く、生きがいありの人が少なく、独居年数が長かった。今回開発した「閉じこもり」スクリーニング尺度は、先行研究で言われている身体的、心理精神的、社会的に虚弱な傾向である高齢者をスクリーニングできる可能性があることを示していた。
3.次年度以降に実施を予定しているスクリーニング尺度の妥当性を検証するための研究、及び、介入研究のデザイン等に関する検討を行った。

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Published: 2002-04-03   Modified: 2016-04-21  

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