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2000 Fiscal Year Annual Research Report

バクテリアを用いた尿路結石溶解の試み

Research Project

Project/Area Number 12671539
Research InstitutionEhime University

Principal Investigator

横山 雅好  愛媛大学, 医学部, 教授 (50116993)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 青木 克徳  愛媛大学, 医学部, 助手 (60322278)
武田 肇  愛媛大学, 医学部・附属病院, 講師 (80294792)
西尾 俊治  愛媛大学, 医学部, 助教授 (20136328)
Keywords結石溶解 / チオバチルスチオオキシダント
Research Abstract

1 尿路結石溶解のための基礎的研究と組織障害の検討
この実験に用いるバクテリア(チオバチルス)の増殖条件と結石溶解の程度を検討した。培養液におけるバクテリアの増殖速度は約3週間。約1ヶ月後のpHは1.94であった。さらに、実際に人から摘出された種々の結石成分(COD、COM、UA、CaP、MAP)を培養液中に入れて結石が溶解されたか否かを検討した。CaPはよく溶解され、COD、COMも溶解することが出来た。UA、MAPに関しては、溶解することが出来なかった。次に、バクテリアがヒト尿中で増殖するための条件としては、チオ硫酸ナトリウムが必要であることがわかった。また、チオ硫酸ナトリウムの濃度は、濃度依存性で、濃いほどバクテリアは増殖することがわかった。In vivoの実験として、6週齢のラットを用い、膀胱内に、ヒト尿路結石を移植した。In vitroの実験と同様に、CaPはよく溶解され、COD、COMも溶解することが出来た。UA、MAPに関しては、溶解することが出来なかった。ただし、この実験系では、バクテリアを1度しか移植しておらず、今後、その投与方法を検討していく予定である。

URL: 

Published: 2002-04-03   Modified: 2016-04-21  

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