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2002 Fiscal Year Annual Research Report

血清サイトケラチン19フラグメントの半減期測定による口腔癌の再発予測に関する研究

Research Project

Project/Area Number 12671954
Research InstitutionYokohama City University

Principal Investigator

藤田 浄秀  横浜市立大学, 医学部, 教授 (90106328)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 筑丸 寛  横浜市立大学, 医学部, 助手 (80217231)
Keywords口腔癌 / シフラ / サイトケラチン19フラグメント / 半減期 / 腫瘍マーカー
Research Abstract

われわれはこれまでに口腔癌症例を対象として,血清サイトケラチン19フラグメントの測定を行い,早期癌の診断,進行の判定,治療効果の判定に有用であることをあきらかにしてきた.この研究により,口腔癌の多くを占める扁平上皮癌に関しては,これまで最も優れた腫瘍マーカーとされてきたSCC抗原より感度および特異度が高く,腫瘍マーカーとして優れているものと考えられた.本研究は,この優れた腫瘍マーカーである血清サイトケラチン19フラグメントの半減期の測定により,治療後の口腔癌の再発予測が可能であるかの検討を行うことを目的とする.
平成12年度研究では,治療後の血清サイトケラチン19フラグメントの半減期を求めるために必要な検体の採取間隔について検討を行った.そのために口腔癌患者8症例についてほぼ毎月血清サイトケラチン19フラグメントの測定を行った.さらに本年度横浜市立大学医学部附属病院口腔外科を受診した口腔癌一次症例2例について,治療後一週間隔で測定を行い半減期を求め,毎月測定した場合との精度の比較を行った.
平成13年度,14年度研究では新たな一次症例について半減期を測定すると同時に,これまでに半減期の測定が終了している症例について,局所再発,頚部リンパ節転移,遠隔転移についての厳重な経過観察を行い,経過良好症例と再発症例,転移症例それぞれについて得られた半減期との関連の検討を行った.
現在これらの結果をまとめ,解析を行っている.

URL: 

Published: 2004-04-07   Modified: 2016-04-21  

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