2002 Fiscal Year Annual Research Report
意味的修飾によるCAI教材の多用途知的コンテンツ化
Project/Area Number |
12680225
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Research Institution | TOKAI UNIVERSITY |
Principal Investigator |
奥田 富蔵 東海大学, 教育研究所, 助教授 (60246147)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
及川 義道 東海大学, 理学部, 講師 (00213611)
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Keywords | 知的CAI / 意味的修飾TAG / 教育コンテンツ |
Research Abstract |
本研究の目的は、既存のCAIテキスト教材に意味的修飾TAGを施すことにより、その多用途知的コンテンツ化を図るものである。テキスト上の情報がTAGによってその種別や意味が明らかになれば、データとしての性格が増す。そして、それらは作成時に想定した以外のアプリケーションあるいはツールで利用、処理することも可能になる。これにより、教材の多様な再利用が促進されると考えられる。 テキスト教材は、一般に、文、式(数式、関係式、論理式、化学構造式、プログラム図式など)、図(概念図、構造図、木構造図、幾何図形など)、表、絵、スケッチ、写真などからなる。文は構文解析や意味解析がある程度可能であり、式は変換やその妥当性を診断することができる。また、概念図は述語に変換することができるし、幾何図形からはそれが内包する幾何学的関係を生成することができる。TAG付けされたテキスト教材と上述のような処理機能を持った様々なCognitive Toolsと組み合せることによって、様々な教育支援が行えると考えられる。 本年度は、学習のためのWorkstationとでも言うべき電子テキスト&ノートシステムを想定して、TAG付けされたテキスト教材の可能性について、式変形やその診断、Note-Takingなどのインタフェース(Cognitive Tools)を通じて具体的に検討し、意味的修飾TAGの可能性、有用性を明らかにした。
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Research Products
(5 results)
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[Publications] 奥田富蔵 他: "テキストによる学習を支援する電子ノートの検討"教育システム情報学会第27回全国大会講演論文集. 271-272 (2002)
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[Publications] 奥田富蔵 他: "電子テキスト&ノートによる学習システム-ノート作成、診断機能について-"教育システム情報学会研究報告. No.4. 11-16 (2002)
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[Publications] 奥田富蔵 他: "電子テキスト&ノートによる学習システム(2)-その入力インタフェースについて-"教育システム情報学会研究報告. No.5. 3-7 (2002)
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[Publications] 奥田富蔵 他: "電子テキスト&ノートによる学習システム(3)-化学構造式インタフェースについて-"電子情報通信学会技術研究報告. Vol.102 No.594. 1-6 (2003)
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[Publications] 奥田富蔵 他: "電子テキスト&ノートによる学習システム-テキストの文を利用したノート作成について-"情報処理学会研究報告. Vol.2003 No.13. 89-94 (2003)