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2001 Fiscal Year Annual Research Report

ネットワークを利用した工学実験系における遠隔・自主学習システムの構築に関する研究

Research Project

Project/Area Number 12680234
Research InstitutionGifu National College of Technology

Principal Investigator

木下 祥次  岐阜工業高等専門学校, 電子制御工学科, 教授 (00089848)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 森 貴彦  岐阜工業高等専門学校, 電子制御工学科, 助手 (20332025)
森田 良文  名古屋工業大学, 電気情報工学科, 講師 (00241224)
福永 哲也  岐阜工業高等専門学校, 電子制御工学科, 助教授 (50249794)
Keywordsネットワーク / 工学実験テーマ / 遠隔操作 / 自主学習システム / 教育システム / バーチャルリアリティ(VR) / 教育システム / 熱・流体力学
Research Abstract

1.マルチユーザ対応型教育支援システム環境の構築と教材開発
情報華命、IT革命、グローバル化などを背景として、最近、企業のみならず学校などの教育機関においても教育・研修の方法として注目されているのがeラーニングシステムである。そこで、工業英話能力検定(工業英検)の資格所得を目的としたeラーニングシステムの開発を行った。ここで、工業英検は技術者に必要な英語によるコミュニケーション能力を評価するために設けられた検定制度であり、出題分野はサイエンスを始めとして、機械、電気電子、情報通信、環境、建設など広範囲に及んでいるため、その中枢となる教育支援システム環境の構築および英語教育に必須となる語彙データベースの作成を重点的に行った。続いて、XMLを利用したCAIソフトウェア支援システムの構築に取り組んだ。すなわち、現在市販されている様々なCAIソフトウェアは、教材とCAIソフトウェアが一体となったものであり、CD-ROMの大容量化などの特性を生かし、音声や動画などマルチメディア技術を駆使した配布型が主流であるが、配布後のユーザによる教材の修正が極めて困難なこと、分野が異なればまた新しい教材購入またはソフトウエア開発が必要となり、教師側の負担が多きいことなどに問題があった。これらのことを念頭において、教材の作成を助け、様々な分野の教材提供に柔軟に対応可能となる汎用性の高い教育支援システムの構築を目指して、XMLをベースとする基礎的なソフトウェア開発を行った。本年度研究開発した以上2つのCAIシステムはいずれもWeb環境を利用したWBT型教育支援システムであり、XMLを基本的に利用しているところにその特色がある。
2.遠隔・自主学習用実験システムの構築
遠隔操作の目玉となる自主学習用の実験システムの構築に関しては、(1)「VR用入出力インターフェイスの開発」、(2)「VR用ハプティツクデバイスの設計・製作」を重点的に行った。すなわち、(1)では、VR研究におけるプレイステーション2の適用問題、リソースの活用間題を検討し、結論として、プレイステーション2の活用は見送ることとなった。(2)では、任意の3次元空間位置に移動可能でかつ人間の指に反力を返すデバイスの基本設計とハードウエア部分の製作をほぼ完了させることができた。実験システムの構築に関しては未完成の部分も多々あり、完成が急がれる。

  • Research Products

    (3 results)

All Other

All Publications (3 results)

  • [Publications] 木下祥次, 鍵井清幸, 柴山直也: "VR用入出力インターフェイスの開発"日本機械学会東海支部講演論文集. No.013-2. 108-109 (2001)

  • [Publications] 石田祐介, 木下祥次, 藤田一彦: "XMLを用いたCAIソフトウェア支援システムの構築"岐阜阜高専情報処理教育・研究報告. 第29号. 35-38 (2002)

  • [Publications] 井平義人, 藤田一彦, 木下祥次, 清水 晃: "RDBとXMLを利用したeラーニングシステムの構築-工業英語データベースによるWBTシステム-"岐阜高専情報処理教育・研究報告. 第29号. 39-44 (2002)

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Published: 2003-04-03   Modified: 2016-04-21  

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