2002 Fiscal Year Annual Research Report
遠隔授業・双方向異文化語学演習と海外共同ゼミの可能性―教材蓄積と教育評価システム
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12680286
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
中野 美知子 早稲田大学, 教育学部, 教授 (70148229)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
東後 勝明 早稲田大学, 教育学部, 教授 (50103619)
田辺 洋二 早稲田大学, 教育学部, 教授 (10063562)
小池 生夫 明海大学, 外国語学部, 教授 (70051266)
平埜 雅久 早稲田大学, 文学部, 教授 (90181180)
松坂 ヒロシ 早稲田大学, 教育学部, 教授 (20096449)
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Keywords | 遠隔教育 / 異文化理解 / オンデマンド教材開発 / Web Radio Station / インターネット |
Research Abstract |
英語教育を増強し、国際人として通用する英語を学生に身につけさせるために、なるべく多くの同世代の学生と世界規模に及ぶ交流をさせ、異文化対応能力をつけさせることが本研究の目的であった。その為のノウハウを蓄積し、学会活動を通じ、この先駆的な活動のメリットとデメリットを日本の大学英語教育に従事している教員と討論し、ささやかな活動ではあるが、日本での英語教育の発展に貢献したい。今年度は、最終年度であるため、活動報告をまとめながら、国際的な交流の場を開拓した。 特記すべきは、12月13日14日15日と交流校の主たる参加教員がシンガポールの東南アジア教育機構のRELCで第7回環太平洋応用言語学会との共催で国際シンポジウムを開き、約100名が参加した。その討議の結果をプロシーディングの形式で5月末日に出版の予定である。 2002年度に実行した海外協定校との遠隔交流の実績は以下のようである。 1.ウズベキスタンの世界経済大学との交流開始した。2.ニューヨークのシラキュース大学との交流開始した。3.米国のコロラド大学との交流開始した。4.米国Duly大学、韓国の高麗大学との三地点交流開始した。5.香港の香港バプテスト大学との交流開始した。6.ニュージーランドのワイカト大学との交流開始した。 2000年度から継続している交流相手校は以下のようである。 1韓国・高麗大学 2韓国・江原大学 3北京・首都師範大学 4フィリッピン・デラサール大学 5マレーシア・マラヤ大学 6UK・エディンバラ大学 7USA・ユタ大学 8シンガポール・RELCとシンガポール国立大学 9台湾・台湾師範大学
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Research Products
(21 results)
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[Publications] 阿野幸一: "明日からできる自己表現活動-教室を超えた自己表現の場の設定"英語教育. 10月号. 30-32 (2002)
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[Publications] 阿野幸一: "高校生英語学習者の発話における流暢さと正確さの関係"STEP BULLETIN Vol.14第14回「英検」研究助成報告. 14. 39-49 (2002)
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[Publications] Yamazaki, Tae: "Syntactic Information in Composition Written by Japanese L2 Learners of English"学術研究. 51. 105-118 (2002)
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[Publications] 中野美知子: "文法能力テストと第2言語獲得過程を前提とした文法判断テストとの関係(1):不定詞の意味上の主語"学術研究-英語英文学編、早稲田大学教育学部. 第51号. 49-57 (2003)
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[Publications] 中野美知子: "文法能力テストと第2言語獲得過程を前提とした文法テストとの関係(2)-非対格動詞と非能格動詞"教育学研究科紀要. 第13号. 73-86 (2003)
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[Publications] 清水裕子以下5名(共著): "英語文法能力標準テストの妥当性・信頼性の検証と新英語文法能力テストMeasure of English Grammar(MEG)"『政策科学』立命館大学. 10巻3号. 59-68 (2003)
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[Publications] Kyung-Ja Park, Michiko Nakano, Hikyoung Lee: "Cross-Cultural Distance Learning and Language Acquisition"Hankook MunWhasa, Seoul. 420 (2003)
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[Publications] Michiko Nakano(Editor): "Research Reports on Cross-Cultural Distance Learning (CCDL) Vol.1"CCDL Research Center ISSN : 1347-3360. 266 (2003)
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[Publications] Kyung-Ja Park, Michiko Nakano (Co-Editors-in-Chief): "Journal of Pan-Pasific Association of Applied Linguistics Vol.6(1)"Naeil Publishing Co.. 121 (2002)
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[Publications] 中野美知子, 勝方恵子: "Eng1ish for Communication, Basic"Waseda University International. 77 (2002)
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[Publications] 中野美知子, 勝方恵子: "English for Communication, Intermediate"Waseda University International. 77 (2002)
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[Publications] 中野美知子, 勝方恵子: "English for Communication, Advanced"Waseda University International. 75 (2002)
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[Publications] 中野美知子, 勝方恵子: "English for Working Life, Basic"Waseda University International. 80 (2002)
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[Publications] 中野美知子, 勝方恵子: "English for Working Life, Intermediate"Waseda University International. 80 (2002)
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[Publications] 中野美知子, 勝方恵子: "English for Working Life, Advanced"Waseda University International. 92 (2002)
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[Publications] 早稲田大学 教育総合研究所 テスティングブロジェクトグルーブ: "Tutorial English科目登録前自己診断テスト"Waseda University International(CD-ROM教材). (2003)
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[Publications] 中野美知子(共著): "Exceed English Series 1"三省堂. 128 (2003)
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[Publications] 中野美知子(共著): "Teachers' Manual"三省堂. 350 (2003)
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[Publications] Michiko Nakano(共編著): "Research Reports on Cross-Cultural Distance Learning(CCDL)Vol.2"CCDL Research Center. 147 (2003)
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[Publications] 中野美知子(共編著): "科研費報告書:遠隔授業・双方向異文化語学演習と海外共同ゼミの可能性-教材蓄積と教育評価システム"CCDL研究所(CD-ROM版もあり). 400 (2003)
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[Publications] Michiko Nakano, Kyung-Ja Park (Editors-in-Chief): "Proceeding of the 7th PAAL Conference at RELC, Singapore"Pan-Pacific Association of Applied Linguistics(CD-ROM版あり). 420 (2003)