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2000 Fiscal Year Annual Research Report

河川の蛇行形状変化に伴う河床堆積物層厚時系列モニタリング手法の開発

Research Project

Project/Area Number 12878012
Research Category

Grant-in-Aid for Exploratory Research

Research InstitutionThe University of Shiga Prefecture

Principal Investigator

倉茂 好匡  滋賀県立大学, 環境科学部, 助教授 (20241383)

Keywords河川 / 蛇行 / 河床堆積物 / 層厚 / モニタリング
Research Abstract

Kurashige(1999)は改良型プレッシャーピローを用いて河床堆積物層厚を自記測定する手法を開発し,実際に出水中の河床堆積物層厚変化を北海道北部・パンケナイ川で成功させた.このモニタリング方法は,既に滋賀県より特許申請中である(平成11年特許願第240260号).
この手法を蛇行河川に応用すれば,出水中における蛇行形状変化の実態を知ることができると期待できる.しかし,蛇行域のどのような場所で計測するのが効果的かを試行錯誤的に決定していかなくてはならない.
そこで2000年度には,滋賀県立大学近くを流れる犬上川下流部の蛇行部を一つ選定した.ここは,この数年に一度程度の出水で蛇行形状が大きく変化したことが明らかな地点であり,本研究に好適な場所であると判断した.そして,この蛇行部に形成された砂礫堆の下流側先端部分にプレッシャーピロー一式をセットした.また別途予算により購入できたプレッシャーピロー一式も,この砂礫堆側方に形成されている副流路内に設置することができた.即ち,一蛇行区間の2地点で計測を開始することができた.
計測は2000年9月より開始した.ところが2000年には好適な出水に恵まれず,砂礫堆の移動が生じるような出水はなかった.このため,測定データを地形変化との関連で論じることはまだできない.しかし測定そのものは継続中であり,2001年の梅雨期および台風期の出水に期待をしている.

URL: 

Published: 2002-04-03   Modified: 2016-04-21  

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