2004 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
13141101
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
品川 日出夫 大阪大学, 微生物病研究所, 教授 (40029799)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
堀内 嵩 岡崎国立共同研究機構, 基礎生物学研究所, 教授 (60108644)
岩崎 博史 横浜市立大学, 大学院・総合理学研究科, 助教授 (60232659)
園田 英一朗 京都大学, 大学院・医研究科, 助教授 (50281093)
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Keywords | 遺伝学 / 組換え / 複製 / 癌 |
Research Abstract |
本領域研究においてはDNAの複製阻害を克服したり、二重鎖切断を正確に修復する機構を解明すると共に、その欠損によって起るゲノムの不安定化、老化や発癌などについて分子、細胞、個体レベルで解析し、各々の計画研究を統合して効率よく研究を進める。 1)平成16年5月24日〜28日フランスセイヤックで開催されたEMBO Workshop「Recombination Mechanisms」に本領域から品川日出夫、篠原彰両名が招かれ講演を行った。 2)第17回DNA複製・分配ワークショップを平成16年7月12日〜14日仙台市にて本領域研究と特定領域研究「複製制御シグナル」(代表:正井久雄)とで共催し、関連分野の研究者と研究交流を行った。 3)「組換えワークショップ」を平成16年12月6日〜7日に兵庫県淡路島で班会議として開催し、本特定領域研究に関連する研究者のほぼ全員が参加して研究成果を発表・討議し、共同研究や研究協力について話し合った。 4)第22回染色体ワークショップを平成17年1月27日〜29日に仙台市にて本特定領域研究と特定領域研究「細胞核ダイナミクス」(代表:米田悦啓)とで共催し、活発な討論が行われ研究交流がなされた。 領域内での共同研究として品川らが分裂酵母で同定したF-box DNAヘリカーゼをコートする遺伝子fbh1のマウスのホモログを単離しノックアウトマウスを作成して表現型を解析した。園田はニワトリのDT40細胞でFDH1遺伝子のノックアウトを作成した。どちらの場合も個体は見た目には正常であった。今後これらのミュータントの細胞よび個体レベルでの詳細な表現型の解析を行う。
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Research Products
(6 results)