2004 Fiscal Year Annual Research Report
海外学術調査・フィールドワークの手法に関する総合調査研究
Project/Area Number |
13371005
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Research Institution | Tokyo University of Foreign Studies |
Principal Investigator |
石井 溥 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 教授 (90014513)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岩坂 泰信 金沢大学, 自然計測応用研究センター, 教授 (20022709)
黒木 英充 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 助教授 (20195580)
渡辺 興亜 国立極地研究所, 教授 (60111861)
眞島 一郎 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 助教授 (10251563)
河合 香吏 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 助教授 (50293585)
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Keywords | 海外学術調査 / フィールドワーク / フィールドサイエンス / 地域 / 情報提供 / 連絡調整 |
Research Abstract |
1.研究分担者全体会議の開催:2004年6月、7月、12月、および2005年3月に開催した。 2.連続ワークショップの開催:4年計画の連続ワークショップ「フィールド・サイエンスと新しい学問の構築」の第4回「フィールド・サイエンスの可能性」を、今年度は「研究連絡会」翌日の2004年6月15日に、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所で行った。 3.研究連絡会の開催:2004年6月14日に、今年度科研費・基盤研究・海外学術調査で研究調査を行う研究組織の代表者の多くの参加を得て開催した。講演会を「日本のアフリカ学術調査の回顧と展望」のテーマで開催し、全体会および分科会を行った。全体会では学術振興会による科学研究費の執行に関する説明と質疑応答を行い、また分科会では、(1)太平洋・東南アジア(インドネシアを除く)、(2)東アジア、(3)南・西アジア・北アフリカ・インドネシア、(4)北ユーラシア・中央アジア・極地(ヨーロッパ諸国を含む)、(5)アフリカ、(6)アメリカ大陸の各分科会に分かれ、各地域について、調査研究を実施する際の諸問題について、情報提供者の発言をも含め、意見・情報の交換を行った。 4.海外における学術研究体制の調査:科学研究費による調査の対象となり得る国々の、政治・経済・社会状況、研究機関・研究者、調査許可・査証取得手続き等についての最新の情報を収集するため、ケニア、ガンビア、セネガルに研究者を派遣した。 5.データベースの整備:海外学術調査研究者名簿のデータベース作成に向けての準備を行った。 6.ホームページの整備:ホームページ(http://www.aa.tufs.ac.jp/~gisr/index.htm)を整備し、また講演、派遣等の報告を公開した。 7.研究成果報告書:「海外学術調査・フィールドワークの手法に関する総合調査研究成果報告書」と題して、4年間の集大成となる報告書を作成した。
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Research Products
(59 results)