2002 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
13410067
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Research Institution | Nanzan University |
Principal Investigator |
キサラ ロバート 南山大学, 人文学部, 教授 (80278308)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山田 真茂留 立教大学, 社会学部, 助教授 (20242084)
ムンカダ フェリペ 南山大学, 総合政策学部, 講師 (50288495)
藤本 哲史 南山大学, 外国語学部, 助教授 (50278313)
永井 美紀子 国学院大学, 日本文化研究所, 講師
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Keywords | 国際研究者交流 / 多国籍 / 社会学 / 価値観 / 政治意識 / 職業観 / 宗教観 / 家族観 |
Research Abstract |
調査分析についての話し合いと今後の計画の確認のために、2003年1月に会合を開いた。現在、それぞれの担当分野(山田真茂留、生活一般、Q1-13;フェリペ・ムンカダ、仕事、Q14-25;永井美紀子、宗教、Q26-44;藤本哲史、家庭・家族、Q45-59;ロバート・キサラ、政治、Q60-71)に基づき、調査結果の分析に取り組むと共に、論文作成に取り掛かっている。それらを取り纏め、日本語版・英語版としてそれぞれ刊行する予定である。そのため、出来上がった論文の翻訳作業を、随時専門家に依頼している。 ヨーロッパと日本の調査結果の比較・共同分析を行い、併せてより強固な協力体制を築き上げるために、研究代表者キサラは2003年2月にオランダのティルバーグ大学を訪れ「ヨーロッパ価値観調査グループ」の中心メンバーと討議・打ち合わせを行った。 また、研究代表者キサラがタイで、ワーキング・グループのメンバーが台湾で、それぞれカウンター・パートと協議を重ね、より綿密な打ち合わせを行った。さらに、韓国、インドネシア、フィリピンでのカウンター・パートがほぼ確定した。当初の計画通り、来年度にはアジア各国のカウンター・パートと「ヨーロッパ価値観調査グループ」のメンバーを中心に、本学で価値観調査に関する国際シンポジウムを開催する予定である。これにより、アジア各国と日本における価値観調査の継続性が保たれ、延いては「アジア価値観調査グループ」の形成が促進されると確信している。
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