• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

2001 Fiscal Year Annual Research Report

日本におけるアグリ・ブランドの実態およびその育成方法に関する研究

Research Project

Project/Area Number 13430027
Research InstitutionOsaka City University

Principal Investigator

小林 哲  大阪市立大学, 大学院・経営学研究科, 助教授 (60225521)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 岩成 和子  東京水産大学, 客員助教授
上原 征彦  明治学院大学, 経済学部, 教授 (70130846)
Keywordsブランド / アグリ・ブランド / 第一次産品 / 登録商標 / 農業協同組合 / 漁業協同組合
Research Abstract

平成13年度は、本研究プロジェクトの1年目にあたり、今後のアグリ・ブランド研究の基礎となる既存研究の収集およびアグリ・ブランドの実態を把握することを主な目的として研究を行った。
まず、雑誌記事検索(国会図書館)等を参考にアグリ・ブランドに関する日本の既存研究を収集しデータベース化した(1975年1月〜2001年7月、175タイトル)。
次に、本年度の主要テーマであるアグリ・ブランドの実態把握に関しては、アグリ・ブランドの形態およびその保有者が多岐にわたり一度に全体を把握するのが不可能と判断し、複数のアプローチでアグリ・ブランドの実態に迫ることを試みた。ひとつは登録商標からのアプローチであり、登録商標データの中からアグリ・ブランドに関連するものをリストアップし、商標登録の推移やカテゴリー間の相異等に関して分析した。もうひとつは定量調査に基づくアプローチであり、調査対象を農業協同組合と漁業協同組合に絞り、ブランド化の状況やその方法等に関してアンケート調査を実施した。これら2つのアプローチに基づくアグリ・ブランドの実態よびその分析結果は、平成14年度中に報告書として公表する予定である。
また、インターネット上での公開を意図したアグリ・ブランドのデータベース化に必要なハード面での環境整備も本年度の業績のひとつにあげられる。データベースの基礎資料は上記2つのアプローチで収集された情報が使用されるが、このようなデータベースを作成することにより、アグリ・ブランドに対する社会的認知が高まるとともに、今回の調査で抜け落ちたアグリ・ブランド情報の収集が可能となり、1回の調査に終わらず継続的なアグリ・ブランドの実態把握が期待できる。なお、平成14年度中にデータベースを公開する予定であり、現在、そのための準備を進めている最中である。

URL: 

Published: 2003-04-03   Modified: 2016-04-21  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi